孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

お酒一杯で幸せ

突然だけれど、ぼくはお酒が強い方だ。

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もともと、あんまり自分ではそう思わなかったのだけれど、朝まで日本酒を飲み交わしたり、何かの折にじゃんじゃん飲んだりしても意外と平気なたちだった。
なので、まわりの人から「お酒強いね」とたびたび言われることがあった。だから、強い方なのだろうと思っている。

そうは言っても、ビール二杯程度で気持ちよくなるし、一気飲みは(そもそもやるべきでないが)できない。お酒に限らず、もともと飲み物全般できない。あの、ゴクゴク飲み続けるというのが苦手なのだ。だからそういう悪い飲み方はほとんどしたことがない。そもそも機会がないとあまり飲まない。
それで、果たして強いといっていいのかは、若干疑問が残るところだ。

最近、お酒に弱くなった。
ビール一杯で気持ちよくなってしまうのだ。

それでも、ビールくらいだったら何杯かゴクゴク飲めるし、日本酒もウイスキーも飲める。(先日熱燗を飲む機会があったのだけれど、この季節の熱燗は美味い。というか、お酒はからだをポカポカさせるから、この時期いいかもしれない。ロシアのひとが酒飲みのイメージなのに合点がいった)
でも、缶ビール一本で気持ちよくなれるなんて、なんて燃費がいいのだろう。

今日は廃墟文藝部という劇団の、Ustream放送に出演した。昨年末に孤独部も出場した「ミソゲキ」というイベント(名古屋でド年末の3日間に開催される演劇イベント『ミソゲキ2014』についてまとめてみた - できれば生で見てほしい)で上演した作品を、映像配信したのだった。
そのあと男三人で宅飲みをした。家主の持っていたロング缶とつまみのお菓子をいただいて。
それだけで気持ちよくなりながら、ああだこうだと話した。そんなに長い時間ではなかったのだけれど。

なんか、これでいいと思うのだ。
こんなささやかなことで気持ちよくたのしくなれるなんて。
なんてハッピーなのだろう。

もちろん、世の中には様々な幸福のかたちがあるのだけれど、その中でもこういう、名もないささやかな幸せというのは、ぼくはとりわけ大好きだ。

お酒に弱くなってきたことに若干年を取りつつあるということを実感しつつあるこの頃だけれど(早いだろうか)、手っ取り早く気持ちよくなれるというのは、ちょっと得をした気分だ。

そういえば、昨日もお酒を飲んだ。
栄の女子大通り(金曜夜の女子大通りはちょっと異国の雰囲気があった。名古屋にもああいう空気あるんだね)にある、とあるバー。そこは演劇関係のひとが集う場所になっていて、そこに行ってきたのだ。
ウイスキーを一杯だけ飲んだ。それもまた、心地よかった。

そんなわけで最近、一杯程度のお酒を飲むことに、ちょっとハマりつつあります。

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