なるべくまいにち

名古屋で暮らしてます

ライブを重ねていくうちに

先週土曜日、2/14にもライブをしました。

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2/11に引き続き( そのときのライブの振り返りはこちら "弾き"と"語り"でライブしてます - できれば生で見てほしい )この形態での3度目のライブ。
2/11のライブ終演後に、この日の出演予定の方がインフルエンザにかかったということで、急遽募集があった。
その場でやりますと明確に返事できず、ずるずる一日おいて「やりたいです」と連絡。すでにその時点で枠は埋まっていたのだが、"最後にどうですか"と勧めてくださって、やらせてもらうことに。(ありがとうございます)
やらない後悔よりやって後悔とはよく言ったもので、結果としてぼく自身、後悔どころか気づきもたのしみもたくさんあった一夜となった。

この日は2作品。

せんたく
休日、昼すぎに目覚めた男が、洗濯機の前でシャワーを浴びようとするも、ぼーっと立ちつくしているうちに時間がすぎてしまい、「こんなはずじゃなかったのに、どこで選択間違えちゃったかなぁ」と心のうちで叫んでいる。というお話。

これは、過去にやってたひとり芝居連作「drawing: 」というのに近いものになった。この連作をいつからか次第にやらなくなった。これが好きだと言ってくれる方もいるのだが、どうにも暴力的に感情を振り回すだけになってしまうのだ(そういえば前作「平成」の最後のシーンにも盛り込んだのだが、審査員の方から「青臭さを振り回してる場合じゃない」と一蹴された。それはその通りだと受けとったのだった)。
今なら、そして金森くん(KANAMORIN)と一緒なら、あのときのもやもやするところを払拭できるかとも思ったのだが、やはりひとりよがりになってしまう部分がある。
それでも、まだこういうことができたということ、お話に寄り添った形というところで以前とはまた違う方向へ変化できたとも思う。ちなみにこの中でぼくは一枚一枚と服を脱いでいって、最終的にはジーパンを脱いで下に履いていたスパッツ(?)を露わにし、つまり江頭2:50みたいな姿になった。笑われるかと思ったが、笑い声はなかった(ドン引きされたんだろうか)。

ちょこっと
ライブのときには「ちょこっとLOVE」と言ったかもしれない。この日はバレンタインだった。先ほどのも駄洒落だが、こちらも駄洒落からきている。

高2のバレンタインにチョコをもらったのだが、食べるのがもったいないと思っているうちに食べられないまま引き出しの奥にしまい続けている男の子。チョコをくれたあの子が気になって、一年片想い。しかし卒業式、想いを伝える最後のチャンスと昇降口の外であの子を探すが、サッカー部だった男子と仲良さそうに話していた。チョコは引き出しの奥に今も大事にしまっている。というお話。

こちらは、この日出演された菊地紗矢さん( 菊地 紗矢 -Kikuchi Saya- web - 菊地 紗矢 -Kikuchi Saya- web )も入っていただき、三人で挑戦。これがよかった。
金森くんと男二人では辿り着けなかったであろう、女の子の影が菊地さんのおかげで浮かび上がった。

これは驚きの発見だった。
というのも、これまでいくつか演奏を含めた作品はやってきたのだが、女性に演奏してもらったのは初めての経験だったのだ。
男性とだとある種無意識にツーカーでやりとりできてしまう部分があるのだが、女性とだとそうはいかない(これは決してマイナスなことではない。むしろ興味深いことだった)のだ。
これによって、ともすれば一作目同様、情けない男の愚痴みたいに映りかねないお話が、ぐっと男の女の話に近づいた気がしたのだった。
仰げば尊し」をはさんでくださったりと、菊地さんはいきなりの(当日直前くらいにお願いし快諾してくださったのだ)中、物語の情景を見事に描き出してくれた。(話の流れで触れていないが、金森くんも見事に描いてくれている。菊地さんとは反対に、男同士だからのツーカーさで、作品を太くしてくれている)

そんな二作品のライブを行った。
短い期間での三度のライブを経て、またいろいろと見えてきたことがある。
演劇の公演のときとは少し違う、バンドのようなやり方で成長しているような、そんな気を、この形態でのライブでは味わっている。

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今週末は、このライブをした吹上 鑪ら場で、「若手によるえんげきけんきゅうかい」というイベントを開催します。

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ライブがひと段落してからここのところ、ずっとこれのことを考えている。

ぼくなんかはときどき「演劇やってます」と口にしてしまうけれど、はたして演劇ってなんだろう?とか、根本を自分に問い直すようなことをしたりなんかしている。とてもおもしろい考えごとだ。

特製ランチつきで¥1,000。他にあまり類をみない企画です。演劇に興味がある人はもちろん、みたことない方も大歓迎。
ぜひ気軽にお越しください。もしかしたら大発見や、目から鱗の話があるかもしれませんよ。

→ 詳細・ご予約は孤独部webサイトへ