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なるべくまいにち

名古屋で暮らしてます

明日の『戯曲演奏計画 vol.2』についてまとめ

明日はいよいよ、これです。

 

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『戯曲演奏計画 vol.2』。

 

この企画は、
「音楽をしている人と演劇をしている人が交流する企画を続けたら、面白い表現が生まれるのでは」
という思いから始まったものです。
「出品者が戯曲を書く」ことと、「音楽を演劇作品の一部 にする」というルールを設け、
後者に関しては「BGM・オペラ・ミュージカルはNG」という制約付きです。
音楽と演劇の人たちが、書いて、演出して、奏でます。
(フライヤーより)

 

参加作家も、芸大の音楽科OBと名古屋で活動する劇作家、計4名。
そのうちひとりが、ぼくです。

 

第一回は、一昨年(2013年)の秋に行われました。そのときと四人中三人は同じ作家さん(もうひとりは今回、ぼくのチームに参加してくれています)。
そのときから、演劇作品としても初挑戦とは思えない作品が並びまして、とてもわくわくしたのを覚えています。

そんな、今回の作家さんを、ぼく目線で紹介。

 

作家

イノウエアマネ(1987~)

愛知県立芸術大学音楽学部作曲科卒業。同大学院修了。物語の世界を創ることをこよなく愛し、作曲においてもそれは重要な要素であったりする。京都で育つが京都人らしさはなく、ただ、独特の嫌らしさのみが残った様な人間。好きな映画は、「メランコリア」。戯曲は今回が2回目の挑戦。(フライヤーより)

前回は、ピアノの連弾と会話劇で、どこかファンタジックな世界を描いておりました。
メランコリア」って映画、気になるなぁ。

メランコリア [DVD]

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長谷川彩(劇団さよなら)

「劇団さよなら」作・演出。中学まで続けた吹奏楽部が高校になかったため、たまたま目に入った演劇部に入部。劇作を始める。ある劇作家が言った、「劇作家は、まぁ、書いてればそのうちなれます」という言葉を鵜呑みにし、書き続けようと決意。現在に至る。人間の弱さを愛おしく思える作品を模索している。(フライヤーより)

今回、この企画初参加の長谷川彩さん。
この方、「劇作家協会新人戯曲賞」を受賞したり、先日行われた「劇王 天下統一大会2015」では、東海ブロックでの「劇本」という大会で勝ち抜いて上演されたりと、まさに実力派劇作家。

www.kaat.jp

 

やまだ直子

愛知県芸術大学音楽学コース卒業。長年音楽を学びながらも、演劇への憧れを持ち続けた結果、「戯曲演奏計画」を立ち上げるに到る。"音楽と演劇の融合"に興味を持っている。今は、日常のドラマを繊細に描くことが目標。優しくて厚みのある作品を丁寧に書けるようになりたいなあ。(フライヤーより)

この「戯曲演奏計画」の発起人であり、代表のやまだ直子さん。

前回は"宗教"を扱っていたのですが、プロフィールにあるように、繊細で優しい、あたたかなドラマでした。

演劇も音楽も、その歴史をさかのぼっていくと実は宗教とは密接に関わっているんですが、"演劇と音楽"のどちらにも、内省的な掘り下げが深い作品だと思いました。

とかくと、小難しい印象を与えちゃうのかもしれませんが、人肌に触れたような、温度を感じる作品。

 

かしやましげみつ(孤独部)

孤独部を2009年に旗揚げ、2011年末より本格始動。ライブハウス、劇場、ギャラリーなど様々な場所で活動し、これまでに50以上の作品を発表。主宰で作・演出を手がけるかしやましげみつは、AAFリージョナル・シアター2014に選抜されるなど、注目を集めている。さみしがりやの、ひとり好き。

ぼくです。 

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これは昨年秋の劇場公演『平成』での一コマ。(今回の作品とは関係ないですが…笑)

ぼくの場合の音楽は、いわゆる"軽音楽"というのでしょうか。もともとバンドを組むつもりだったのに演劇部に入ったところからスタートしてるので、作品にはよくギターが登場したり(というか、ぼくがかき鳴らす、という)します。

 

今回のかしやまチームの作品は、

 

「浮かんで漂う、」

 

というタイトル。

いつもはタイトルを先につけて書き出すことが多いのですが、今回は全部書き終わってからもずっと悩んでました。(というか今もまだちょっと悩んでるので、もしかしたら明日には変わっているかも。)

 

こんなお話。

三月の日曜日/天気 晴れ/気温 22度くらい
― 軽音サークルの部室前、練習の合間に外に出てきた彼らの、音の鳴り止んだひととき。浮かんで漂う、穏やかに。

 

今回は、「戯曲演奏計画」ということで、"戯曲"を"演奏"する、とはどういうことなのか……ということを、ずっと考えてきました。

まず"戯曲"とはなんだろう。そこからのスタートでした。

 

nagoyaman.hateblo.jp

 

以前ブログにも書いてましたね、そういえば。

ぼくがこれまで書いてきた脚本は、戯曲と呼ぶには体裁をなしていないような気がして。というのも、歌詞カードのような言葉の切れ端のようなものを基にしたり、いわゆる「ト書き」と呼ばれるものはほとんど書かずに、稽古の中で動きをつくっていったり……ということをしていたので。

だからまず、"読み物として成立する"ということを考えながら、戯曲を書いてみました。

 

そして、"演奏"する。

これは……あんまり言い過ぎると、ネタバレみたいになっちゃうかもしれませんね。

 

 

作品を発表する、その季節のおはなしをかくことが多いです。
今回も、まさに三月のちょうど、今くらい。そういえば、今年の名古屋は3/21に桜が開花したそうで、ちょうど明日あたりが見頃だそうです。

こんな季節にぴったりな、春の午後をのんびり散歩するみたいな、穏やかな時間の流れる作品になりそうです。

かしやまチームのメンバーはこちら。

 

出演|後藤万奈 / ひのみもく(少年王者舘)/ 舟橋孝裕

演奏など|野呂有我 / 吉村桜子

戯曲・演出|かしやましげみつ

 

こんなメンバーで明日は望みます。

俳優・バンドマン・作曲家・デザイナー……こうあらためてみると、バラエティ豊かなメンバーですね。それぞれ各方面での活動とは、また違った一面になるかも、です。

 

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この写真は、上記メンバーのうち後藤・野呂・吉村・かしやまで1月にやったとき(の下見風景)での一コマ。写真の場所が、明日の会場spazio ritaです。そういえば、オープンして丸2年になるのでは……!おめでとうございます!

オープンしたての二年前に、イベントやらせていただきました(『たのしい平日』)。それからも、ライブや展示をたびたび観に行ったり。

名古屋のおすすめスポットです。

 

『戯曲演奏計画 vol.2』

3月 29日(日)
① 開場 15:00 / 開演 15:30 (残席:◯  余裕あり)
② 開場 18:00 / 開演 18:30 (残席:△ すくなめ)

会場|spazio rita矢場町


予約・前売 ¥1,500 / 当日 ¥2,000

 

ご予約は孤独部webサイトから受付中。
詳細・会場の地図も掲載しております。

 

ぜひ、お越しください。
お待ちしております。

kodokubu.net