孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

ナオト・インティライミって男だったのか

あなたは知っているだろうか。


ナオト・インティライミを。


わたしはよく知らない。こうしてここにかいている今も、よく知らない。


ひとつ、知って驚いたことがある。

ナオト・インティライミは「男性である」ということだ。


よくよく見れば"ナオト"なんだから当然だとわかるのだが、その語感から、女性だと思い込んでいた。


だってうしろに続くのは"インティライミ"である。マリミとかマナミとか、終わりに「ミ」がついたら女性だと思うじゃないか。略したら「ナオミ」だ。女じゃないか。ナオミ・イントゥライトだと思っていた。だって語感がいいじゃないか。


しかもこのナオト・インティライミ、シンガーソングライターらしい。


勝手にモデルだと思い込んでいた。さぞスレンダーな女性なのだろうと。ナオミ・イントゥライトだったらきっとそうだっただろう。だってイントゥライトだ。ものすごく「あたしを見て!」という感じが漂う。仮に唄をうたっているとしたら、ビヨンセとかマドンナとか(このあたりも正直よく知らないが)みたいな、ダンスミュージックだと思っていた。違うのか。


そしてさらに、ここで重大な事実に気づいた。


ナオト・インティライミは、日本人である。それもハーフでもクォーターでもなんでもない。出身は三重県亀山市。ここはきっと、バリバリのジャパニーズ田舎だ。だって三重県である。亀山は、新名神高速で通ったことがある。亀山はきっと田舎だ。そうに違いない。


こんなにも名前のイメージに裏切られたことが、果たしてあっただろうか。


ナオト・インティライミ

本名は中村直人だそうだ。


ここまで書いておいて、わたしはまだ一度も曲を聴いたことがない。聴いたことがないのに、ここまでわたしの妄想は膨らんでしまった。はっきりいって、別に興味があったわけでもないのに。悔しい。


名前って、すごいな。

 

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別のとこで書いたものからの抜粋シリーズその1でした。 

nagoyaman.hateblo.jp

 

 次回は20日の21時頃更新。