孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

一人でお酒を飲みながら考えごと


珍しく一人でお酒を飲んだ。

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近所のスーパーに80円で売っている発泡酒と、100円のところ安売りしてて88円だったおつまみ。

お酒は嫌いじゃない。むしろ好きな方だと思うのだけれど、家ではめったに飲まない。

けっこう飲めるたちだと、これまで一緒に飲んだひとの話から思っていたのだけれど、最近はめっきり飲まなくなったこともあってか、缶一本で充分気持ちよくなれる。安上がりだ。


一度は書いた文章を、結局気に入らずに消して再びこれをかいているのだけれど、こうやって何気なく文章をかきつけていると、やはり自分の意識が露呈する。

先日書いた座禅の記事( 外人さんが座禅を紹介する動画をみた - なるべくまいにち )で紹介した動画でも言っていたけれど、「あなたと、あなたの心は別物」というのは、なるほどそうだなあと気づかされた。


わたしたちは、自分の意思で自分をコントロールしているように思っているけれど、実際はそうではなく、勝手に意識が動いていっているのだろう。(だから座禅して心を無にしようとしても、なかなか余分なことばかり思い浮かんでしまう)

文章をこうしてかきつけると、嫌でも文章は一続きで流れていくので、それにあわせて書き連ねていくことになる。自由なようで、これは意外と削ぎ落とされる行為なのだ。だから写経というのがあるし、日記をかくというのを一日の日課にしたりする。かいたことばそのものよりも、"かく"という行為そのものに、ある種座禅のような効果があると推測する。


久しぶりにお酒を、それも一人で飲みながら、ぼんやり考えごとをしていた。とくに何というわけではなく。

消した文章には、ネット上のつぶやきについて書いていたのだけれど、そんなことは書くまでもなくどうでもいいことだった。

ぼくはまだまだ自分のためのことばしか、なかなか書くことができないでいる。ただ消費されたり自分のためだけの日記を越えて、何か書くことはできないだろうか。

ということを、戯曲を書こうと思いながら、考えている。