ビジネス書・自己啓発本っていうのは、"読む栄養ドリンク"みたいなものだと思う。ときどき煮詰まったときなんかに手にとって、パラパラとめくると、意識が高まって前向きな気持ちになる。
学生の頃とかは、けっこう意識的に読もうとした時期があったけれど、最近はちょっとコンビニで立ち読み、位がちょうどいい気がしている。そういえば以前は、コンビニにこれでもかというほどビジネス書が並んでた気がするけど、最近は減ってきた気がする。
書いてあることは、だいたい当たり前のこと。だけど、目先のことに追われてたりすると案外それができなくなっている。
以前よくコンビニにあった、これにはけっこうハマった。
- 作者: フランクリン・コヴィー・ジャパン
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2013/10/11
- メディア: 単行本
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シリーズが5,6冊出てると思うから、たぶん人気なのだろう。
この本は、漫画がよかった。物語にこんな作用があるのだなあと、この漫画であらためて気づかされた。思えば少年漫画も、主人公の成長に自分自身を重ね合わせることで、知識でなく体験として学ぶことが多々あった。
余談だけど「桃太郎」ってよくできた話ですね。少年漫画やRPGゲームって、基本的に桃太郎とおんなじだもんね。水曜日のカンパネラの「桃太郎」を最近よく聴くんだけど、
桃太郎ってそういう話だったんだと、この曲の詞でまた一つ見方が変わった。「団子をもらって命を投げ出す物好きなんていない」って、たしかにそうだわ。それは人間が仲間にならんわけだ。桃太郎のお話になぞらえて、PCエンジン世代(30代くらい?)の現実への虚無感みたいなものを感じさせる曲だと思う。
「まんがでわかる7つの習慣」は何度も読み返したけど、結局まんがのところばかり読んでしまって肝心な7つの習慣が何なのか、あまりわかっていない……ということにふと気づいて、書き出してみた。
7つの習慣
- 主体的である
- 終わりを描くことからはじめる
- 最優先事項を優先する
- Win-Winを考える
- まず理解に徹し、そして理解される
- シナジーを創り出す
- 刃を研ぐ
以上7つ。
こうやって見ると、桃太郎ってけっこう7つの習慣通りじゃない……?
- 鬼退治に出ることにする
- 鬼を退治するという明確な目標をもつ
- 仲間を集める
- きびだんごで動物を仲間にする
- 動物と意思疎通できる
- 動物と協力して鬼とたたかう
みたいな。
桃太郎から学ぶことは多い。
行動を起こすときは、桃太郎を思い出すといいかもしれない。