孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

昔ながらの喫茶店に入った話

先日、昼食になんとなく古くからある感じの喫茶店に入った。

入るとまだお客は他に誰もいなくて、夫婦でやられているらしいお店の方がたのしげに応対してくださった。それだけでもなんだか新鮮で、冒険してよかったなと思った。店内にはテレビもあって、なんだか落ち着く。

個人経営の古くからある感じのお店って、入るのにけっこう勇気がいる。ちょっとした冒険だと思う。

おすすめのメニューをいくつか薦められたけど、店先で見た焼きそばランチ(¥520)にした。味がソース・しょうゆ・塩・タレが選べたので、タレにした。ここまできたら挑戦してみるに限る。

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来たのがこちら。
ワンプレートに焼きそば・野菜・マカロニサラダ・半熟目玉焼きが載っている。家庭的な、なんとなく小学生の頃の半ドン(土曜の午前のみの学校の日の事をこう言うらしい)の昼メシを思い出す感じでよかった。

注目したいのがテーブル。

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昔のゲーム機。これは麻雀のゲームみたいだった。たぶん動かないが、これがあるのがすごい。金山のブラジルコーヒーとか、小さい頃に行った旅館くらいでしか見たことないかも。あるところにはまだまだあるみたい。

12時を過ぎると何組かお客さんが入ってきた。ほとんど常連さんだろう。店内がいい感じに賑わってきたところで退店した。

会計でにこやかに「また来てね」と言ってくださって、またそのうち来ようと思った。

銭湯とか最近行くようになったのもあって、こういう雰囲気、好きだ。こういうお店も今後はもっと出会えなくなっていくんだろうかと思うとちょっと切ない気持ちになる。また冒険してみようと思う。