孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

最近興味深かったもの

最近読んだ記事に、こんなのがあった。

 

matome.naver.jp

 

カップ焼きそばのつくり方の手順を、文豪の文体で書くというもの。絶妙に「ああ、たしかにこの人の言葉だとこんな感じだな……!」という文になっていて、最初は面白がって読んでいたけれど、読み進めるうちに感心してしまった。書いてる人もすごい才能だと思う。

 

すこし前に知った、この芸人さんと同じような才能。

 


【馬と魚 妄想ソング】もしも有名ミュージシャンが「ももたろう」をテーマに曲を作ったら・・・

 

「桃太郎」をいろんなミュージシャン風の曲にするというネタ。女性シンガーのうたとかはどうしたって声質とか違うのに、かなり本人が歌ってる姿が想像できる。すごい。

 

逆に言うと、一線で活躍してるアーティストっていうのは、こうして中身が何であろうと誰だかわかるくらいのカラーをもっているということなのかもしれない。演劇で言うところの「演出」というところだろうか。同じ台本でも演出家が違うと全然違った印象の作品になるということはよくある。

 

「物語には、◯パターンしか無い」というようなことを聞いたことがあるけど、物語というのは実はそんなに斬新な発明というのはもうほとんどなされてなくて、また観客であるわたしたちもほんとは物語の新しさということはもうそんなに求めていなくて、そうではない部分でたのしんでいるのかもな……みたいなことを思った。(同時に、真新しい物語というものも、見てみたい欲求はある。ないんだろうか)