孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

本当にエヴァみたいな世間になった気がする

最近ニュースを見ながら、ふと思ったことがあって。

エヴァンゲリオン涼宮ハルヒの憂鬱は、リアルタイムではぼく実は観てなくって、だからたぶん、世代的にぼくよりすこし上なんだと思う。

リアルタイムで観たのといえば、けいおん!や、まどか☆マギカだった(アニメはあまり観る方ではないけど、このあたりは観た)。

エヴァハルヒは、神になりたいという願望を感じる。対して、けいおん!は、大きなモノに巻かれない日常、まどマギは、平穏を求めながらも大きなモノに巻き込まれていく様、そういうところに共感したような憶えがある(うろ覚えだけど)

最近、ポケモンを通じて、じぶん(じぶんの世代)の価値観に影響を与えたモノのことを考えていて、たとえば流行ったアニメに、僕らの価値観は裏打ちされているのでは、と思った。

いまの人々は、自分が神のように振る舞うことができる、と思っている。
ネットが発展して、まるで本当に社会が手の平の中に全てある、みたいな感覚になって、手が届かなかったところまで、自分の意見が簡単に届くような錯覚に陥って。つまり、本当に世界を自分の発言で変えられる、なんて思うようになって。

ネットネイティブ世代である、ぼく位の年の人は、たぶんはじめから、ネットの利便性も無力さも、よく慣れ親しんでたから、今更、そんな世間には無関心である。そうすることが、平穏に世を渡る術だと、知らず知らずのうちに学んできたんだと思う。


というのはすべて適当な推論だし、だからなんだ、ということではあるけれど。


2015年をすぎ、エヴァの設定に追いついた現代だけど、けっこう本当に、エヴァみたいな世界だな、と思う。