最近ニュースを見ながら、ふと思ったことがあって。
エヴァンゲリオンや涼宮ハルヒの憂鬱は、リアルタイムではぼく実は観てなくって、だからたぶん、世代的にぼくよりすこし上なんだと思う。
リアルタイムで観たのといえば、けいおん!や、まどか☆マギカだった(アニメはあまり観る方ではないけど、このあたりは観た)。
エヴァやハルヒは、神になりたいという願望を感じる。対して、けいおん!は、大きなモノに巻かれない日常、まどマギは、平穏を求めながらも大きなモノに巻き込まれていく様、そういうところに共感したような憶えがある(うろ覚えだけど)
最近、ポケモンを通じて、じぶん(じぶんの世代)の価値観に影響を与えたモノのことを考えていて、たとえば流行ったアニメに、僕らの価値観は裏打ちされているのでは、と思った。
いまの人々は、自分が神のように振る舞うことができる、と思っている。
ネットが発展して、まるで本当に社会が手の平の中に全てある、みたいな感覚になって、手が届かなかったところまで、自分の意見が簡単に届くような錯覚に陥って。つまり、本当に世界を自分の発言で変えられる、なんて思うようになって。
ネットネイティブ世代である、ぼく位の年の人は、たぶんはじめから、ネットの利便性も無力さも、よく慣れ親しんでたから、今更、そんな世間には無関心である。そうすることが、平穏に世を渡る術だと、知らず知らずのうちに学んできたんだと思う。
というのはすべて適当な推論だし、だからなんだ、ということではあるけれど。