孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

散歩した

先日、気分転換にすこし散歩をしてみた。

春に花見に行った川沿いに。

 

 

半年ほど経ってるわけだけど、今はこんな感じ。


f:id:nagoyaman:20161021012121j:image

堤防ぞいはジョギングや犬の散歩コースになってるみたいで、けっこう人が歩いていた。

川原では高校生カップルが座ってて、懐かしさと甘酸っぱさを感じた。川は鯉が泳いでた。

 

一通り歩いたあと、ベンチに腰かけてなんとなく空を見たら、すごい高いところを1羽の鳥が飛んでいた。まったく羽ばたかず風に乗ってる様子だった。

よくよく見るとどんどん高度があがってるように見えたので、どうなるんだろうとしばらくずっと目でおっていた。どんどん小さくなる。気づくとだんだん右の方向へ流されていて、木に姿を遮られたところで見失ってしまった。ちょうど、のぼっていった風船を見失う感じだった。

 

風船もどこに行くのか疑問だけど、あの鳥は果たしてどこまで行ってしまったんだろうか。帰れるんだろうか。ものすごい高いところまであがってしまって、怖かったりしないんだろうか。落ちたりしないんだろうか。

 

 

話は飛ぶけど、散歩しながら映画「ソラニン」のことを思い出して、アジアンの「ムスタング」(エンディング曲)をずっと聴いていた。

 映画「ソラニン」はなんでかめちゃめちゃ好きなんだけど、アジカンは特別聴いたりしない。だからこの曲を映画観終わったとき以外で聴くことはほとんどこれまでなかったんだけど、聴いてみたらよかった。いや、曲がよいっていうか、聴くともう自然に映画を観たときの気持ちがぶわっと蘇ってきて、それだけで、ちょっとぐっとくるものがある。

音楽って、記憶と強く結びついてたりしますよね。音楽に限らないけども。

 

あたらめて聴き返したら、歌詞が「ソラニン」に関連して意味を帯びて聴こえて、今更なるほどと思った。当時はそこまで気にしてなかったな。

 

 

***

公演まであと15日きりました。