孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

さいきん選挙のたびに思うこと

アメリカの大統領選が話題になってる。

 

全然ニュース見てなかったから、後追いでちょっと記事見てたりする。

 

 

統計、興味深い。

 

 

日本の選挙のときにも思うのだけど、最近世間の予想や期待とは反対の結果になること、多くないですか?

 

詳しくはないからなんとなくの感覚なのだけど、選挙制度自体に問題があるのでは?という気がしている。(アメリカがどうなのかはよくわからんので日本の話にしぼる)


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2009年日本の人口ピラミッド

統計局ホームページ/統計Today No.32

 

日本は高齢化社会なので、単純に多数決をしたら高齢層が勝つ。

しかも、若年層は東京とか都会に集まってるわけだから、小選挙区制だと

  • 地方では少数でも高齢者の票が通る
  • 都会では多数の若者の票が被る

ということが起きると考えられる。

 

結果、単純な多数決でも負けるのに、小選挙区制のせいでより高齢層の票が反映されていると考えられるのでは?

 

当然一票一票は一人ひとりなので、その選択は何より自分のためにされると思う。

そうなると、果たして本当に将来を見据えた選択なんかされるのだろうか?という気持ちになる。

だって、自分があと20年もすれば死ぬじいさんだとしたら、正直保育園つくるより高齢者サービス充実させてほしいって思うし、そういう政策してくれる人に投票しちゃうと思うんだよね。そりゃあ息子たちの未来も心配だろうけど、それは自分たちでなんとかしろや(若いんだし)って思っちゃうと思う。

もっといえば、20年後に戦争起きたってもう自分は死んでるわけだから別に関係ないわ〜、って思ってもおかしくないと思うんだよね……。

 

政治家のえらい人も大抵高齢者だから、なんでそんな人たちが集まって政治なんてできるのかな〜って思う。単純に年齢的な問題で、未来のことなんか考えれないと思うのだけど。

 

20世紀は高度成長期で、働きざかりが中心の世の中だったから、良くなる一方!って信じられた世の中だったんだと思うけど、今ってほんと先のビジョンが見えない世の中だな〜って思う。

今の暮らしはそこそこいいけど、ツケを抱えてる感じ。いい家を親から譲りうけたけどローンめっちゃあるし今後の収入も不安、みたいな。

かといって他に行くあてもないし、なんだかんだ言ってもいい家だから長く住みたいって思ってるのに、親が勝手に「わたしゃ死ぬからこの家売るわ」みたいなこと言わないでほしいな、って感じ、ですかね。今の若年層の気分って。わかんないけど。

 

 

それにしても、自分もニュースみてああだこうだ考えたり言っちゃう位にはおっさんになったな、って最近思う。ちっちゃい頃はニュース番組なんて退屈でしかなかったのにな。