孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

検索に引っかからない思い出ばかりググってる

小中学生くらいの頃のヒット曲を最近ときどき耳にしたりする。

ふと思い出して手元に残ってるCDをひっぱり出してみたり、YouTubeで検索して聴いてみたりする。

すると、「こんなこと歌ってたのか」とか「こんな音だったのか」と今さら発見がいっぱいある。ソラで唄えるくらい歌詞も憶えているのに、意味わかってなかったあの頃。

 中学生の頃はGLAYが好きだった。憧れてギター買ったけど、全然あの音にならなかった。今ならちょっとわかるようになった、"わからない"ということがわかるようになった。今の子どもたちは恵まれている。ネットで検索すればギターの弾き方もエフェクターの使い方も無料で教えてくれる。あの頃は"ゴー!ゴー!ギター"とか"ゲッカヨ"とか少ない小遣いの中からがんばって買っていた。意味もわからずにボリュームペダルと間違えて(?)ワウペダルを買ったりもした。5,000円か一万円くらいした、お年玉が吹っ飛ぶ金額だ。あの頃から絶望的にセンスがなくって回り道ばかりしている。(センスっていうのはつまるところ、学校の勉強以外のお勉強ができることだとあの頃から思っている、誰も教えてくれないことを上手に学ぶ能力)

 浜崎あゆみの「SEASONS」、こんな歌詞だったんだな。

今日がとても楽しいと

明日もきっと楽しくて

そんな日々が続いてく

そう思っていたあの頃

意味もわからず歌っていたあの頃だった。あの頃、クラスの合唱曲とかで小学生みんなでうたったりしてたんだぜ、あの頃はなんとも思わなかったけど、(いや、三十年四十年後、自分にも中高生くらいの子どもがいる頃に聴いてジンとくるのかな、とか想像してた。だけどその年齢になるイメージまでもてなかった)もうジンときてる。もうおっさんになってしまったのかな。リバイバルとか懐かしの〜とか、そんな世代にもうなってしまったのかな。

CDショップと本屋がくっついてたあの"シーガル"ってお店に行かなくてもYouTubeで聴ける。近所のレンタルショップ"フカツ"でコピーされた歌詞カードを集めなくてもググれば出てくる。90年代はもう閉店した。あの店ももう潰れて塾になって、もう通う必要のない年齢になってしまった。

 

めざせポケモンマスター/ひゃくごじゅういち

めざせポケモンマスター/ひゃくごじゅういち