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わーい!けものフレンズの私的考察

いま話題になってるアニメ「けものフレンズ」にハマっている。

 ニコニコ動画で1話が観れます

 

最初1話を観たときは「なんだこれは…」と途中までびっくりした。

チュートリアルのような緩やかな進行、CG独特の動きのヌルヌル感、「わーい!」というIQ低いセリフの数々……。つかみが大事であろう初回冒頭から、芸大生の制作アニメみたいな独特の空気感が流れていた。

しかし、1話終わりの展開はドラマとしてきちっとつくりこまれていたし、いろいろな謎が今後の展開を期待させるには十二分な情報量だった。

なぜ前半はあんなにもっさりさせたのだろう?と考えている。作品全体について示唆的なお話だと観返して感じた。

 

日常アニメ×謎とき×ベタな一話完結

 ハマっていくうちにいろいろな考察記事を読んでる。内容も周辺で起きてる現象も、考察しがいのある作品。

アニメは有名どころしか観てないにわかファンですが、自分なりに感じたことをまとめておく。

 

日常アニメ

 「けいおん!」や「ご注文はうさぎですか?」のような日常アニメの空気感がある。これらの特徴として

  • (ほぼ)女の子しかでてこない
  • 悪口などネガティブな事は言わない
  • 楽観的で何が起きてもなんとかなる

 という暗黙のルールらしきものがある。

「けものフレンズ」はかなり徹底していて、ツッコミ台詞すら言わない。ボケ台詞に対して肯定で返すため、視聴者が心の中でツッコまなくてはならない。そしてそれがずっと続くため、視聴者も麻痺してきてツッコみきれなくなり思考停止、つまり"IQが下がる"。

 

Twitter上では

  • 「わーい!」
  • 「すごーい!」
  • 「たのしー!」
  • 「きみは○○なフレンズなんだね!」

などが(一部で)流行っている。これらポジティブな言葉を口にするというのが、炎上や煽りばかりが話題になる最近のネット上の空気感に対し、アンチテーゼになっている気がする。

 

謎とき

かばんちゃんの存在やセルリアンやラッキービーストなど、重要な謎が随所に散りばめられている。もともとスマホゲームとして登場したメディアミックスだが、なんと現在はサービス終了。

ニコ動「けもフレ」1話が100万再生突破 しかし漫画版終了→アプリ版再開予定なし→ラジオは毎週から隔週へ (ねとらぼ) - Yahoo!ニュース

サービス終了後のソシャゲの世界を描いてるのでは?という考察は説得力がある。

  • 現実世界での動物と人間との関係性
  • 現代人がいま大量生み消費し続けている様々なコンテンツとの関わり方
  • 実社会での人間関係のあり方

これらのことが作品の世界観と重なり、考えさせられてしまう。作中でも次第にいろいろな要素が言及されはじめようとしているように感じる。しっかりとした世界観が小だしに明らかになっていく感じは、「まどか☆マギカ」を観ていたときのワクワクを彷彿させる。

果たして今後の展開でどんな世界観が明かされ、そしてどんな結末が待っているのだろう?

たのしみであるが、同時に怖くもある。動物側の視点に立って進むかばんちゃんだが、果たしてこれからどうなっていくのか。

 

 ベタな一話完結

子供の頃みていたポケモンなどのような、一話完結の冒険モノのよさがある。

一話内で新しい仲間と出会い、かばんちゃんのヒラメキで起きた問題を解決し、次に進む。その中ですこしずつ世界観も明らかになっていく。オーソドックスなつくりをしている。ロケット団みたいな雰囲気でアライグマとフェネックがすこしずつ描かれてるし)

とても易しいつくりをしていて、安心してみることができる。小さい頃のアニメ体験に似たノスタルジーを感じる。

情報量つめこみがちな今どきのモノに対して、かなりスローでシンプルな設計だと思う。

 

1話をみたときはびっくりしたけれど、上記の「日常アニメ×謎とき×ベタな一話完結」を適切に組み合わせ、土台に安定感のあるつくりになっているように感じた。

 

主題歌が好き

朝起きたら聴いてる。とても元気が出る。「けいおん!」の2期OPのときもこの高揚感あった。

 

けいおんってもう5年以上前なんだな……!

 

 

ようこそジャパリパークへ(初回限定盤)

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