ということを昔よくきいた。
やらないで後悔するよりもやってから後悔しろということなのだが、はたしてどうなんだろう。
ふりかえると、やらないで後悔したことよりもやって後悔したことの方が明らかに多い気がする。たぶん覚えてるようなできごとは比較的大きく、今も覚えていられるような後悔なんだろう。
やらないで後悔することなんかささやかなもんで、休日にどこかへ行くか行かないかとか、昼ごはんにこれ食べるかあれ食べるかという選択で、「やっぱあっちにしとけばよかったな」みたいに思うくらいのことだ。翌日には忘れてる程度のこと。
そういう些細なことに関しては後悔するにしてもやっといたほうがいいことが多いけど、たとえば人生の選択とか、そこまで行かなくても生活に影響するような案件については、やらない方が後悔がないということがある気がする。
だいたい迷ったときの選択なんてろくなことにならないので、そこでえいやと挑戦を選んでも、心のどこかに迷いがあるからか半端な結果になりがち。
経験則でそういう性格だってわかってるんだけどな。何ってわけじゃないけど、色々選択を誤ってきた気がして憂鬱な気持ちになってる今日この頃。後悔したってどうしようもないのだけど。後悔先に立たずはほんとですね。