孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

音楽のことば

最近はsoundcloudでlofi-hiphopばかり流し聴いてばかりだったんだけど、泉まくらの新曲を聴いたら久しぶりに歌詞ではっとさせられた。

最新の曲のよさって、なぜだかじぶんのいまの気持ちにぴったりだな、ということばを与えてくれる音楽がときどき現れたときだと思う。

ことばに重きを置いたひとの音楽を好きになることがこれまでも多かったんだけど、そのアーティストの新曲って、"ぼくのことみてたんじゃないか"って思っちゃうくらいそのときの気持ちにぴったりな、今聴きたかったことばを投げかけてくれることが多かった。

同じ時間軸に生きてるから、そういう曲が生まれて、聴いたときにそういう風に思えるんだろうな。そしてつくる側になったらそう思ってもらえるようなものをつくれたらな、と思う。

最近あんまり音楽を進んで聴いてなかったからか、久しぶりにそんなことを思った。

日々の生活の中で悩んだり、もやもやしてるけどうまく言語化できないようなことにバチっとくることばに出会わせてくれる音楽と、それをつくるアーティストに尊敬をおぼえる。

そういう作品って受けとる側にもパワーがいるからなかなか長期に渡って延々聴いたりできないときがあるけど、もうちょっと自ら進んで耳にしていけたらもっと心の整理とかつきそうだな、と思う。

あと、文字を目で追うのと違って肉声のことばというのも説得力があるというか、"ひとのことばなんだな"というのが実感できて好きだ。