孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

タイ旅行3日目

タイ3日目。

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体調もだいぶ回復したので、出かけることに。まずは腹ごしらえと、昨日も行ったショッピングモールへ。

するとエスカレーターの途中、スーツの男性に声をかけられる。「Can you speak English?」

ノー、と言ったものの話をきくと、どうやらATMの使い方がわからず困っている様子。ついていくと、この人の持っているデビットカードは使えないらしい。

シンガポール航空社員証を見せられ、また近所のホテルのカードを見せられ、心底困った様子。インタビューが1時間後に迫っているため、一時的にお金を貸してほしいとのこと。お金は振り込むから、と。

さすがにマズイと思い、「ない、ない」と繰り返すと、じゃあ空港までのタクシー代だけでも貸してくれ、と言われる。どうせ返ってこないと思いながらも、これ以上振り回されるのもごめんだと思い(この時点で隣にあるヒルトンホテルのテラスまで来ている)、400B渡してしまった。

のちにググると、詐欺だった。それにしてもめちゃめちゃ手が込んでいる。服装、小道具、舞台まで仕掛けてある。冷静に振り返れば辻褄の合わない話もあった気がするが、いざその最中にいるとそこまで気が回らない。まんまとやられてしまった。まさか自分がやられるとは。それも既に何度か訪れている場所で。油断した。

被害額が笑い話にできる程度で抑えられたからよかったけど、金額以上に精神的ダメージがすごい。あんなに気をつけようと思ってたのに、まんまと。自信がなくなる。

まぁ経験代ということで、となんとか納得しようとしながら、フードコートへ向かった。

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フードコートでは麺を頼んだ。スープが濃い。昨日の鴨肉ごはんの付け合わせのスープと同じだ。

BTSに乗り、乗り換えを挟んでサーパンタクシン駅へ。

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ここから舟でチャオプラヤー川を北上し、三大寺院を巡ってカオサン通りに行く。

まずはワットアルン。

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デカい。白い。

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かわいい。

ワットアルンはそれほど広くなく、くるっと一周して終わった。

川の対岸へ舟で渡り、ワットポーへ。

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寝てる大仏さんだ。

ここは敷地も広く、ぐるーっと一周してみた。が、見どころとしてはやはり大仏一択だろう。

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かわいい像がいたるところにある。

今日の最高気温は33℃。夏だ。汗だくになりながら歩いた。

ワットポーを出て、徒歩でワットアルンへ向かう。トゥクトゥクのドライバーが声をかけてくるが、先ほどの件で人間不信になっていたので耳を貸さない。

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ワットアルンへ着いたが、なんと15時半が最終入場。このとき時刻は16時。残念ながら入れなかった。詐欺さえあってなければ……と思ったが、ここだけ入場料が高めの500Bなので、財布はむしろ得した、ということにしておこう……と言い聞かせた。

歩いてカオサン通りに到着。

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ほぼ歩行者天国になっていて、意外と短い。お店も雑貨屋や飲み屋ばかりで、意外と普通な感じだ。

端から端へ往復したのち、オープンテラスな二階席のあるバーに入る。LEOというビールとパッタイを注文(200B)。

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カオサン通りを眺めながらビールを飲む。パッタイは辛すぎて、これまた少し残した。宿をどうしようかなどと考えながら過ごす。ひと息ついたら疲れが出てきた。

カオサン通りに泊まろうかとも考えていたが、そんなにぼく好みでもなさそうなのでやめておくことに。日が暮れぬうちに、明日の交通の便がよいフアランポーン駅まで行くことに。

バスに乗ろうかとも思ったが、トゥクトゥクで交渉してみると100Bまで下がることがわかった。事前に調べてたのも、だいたいそれくらいの相場。トゥクトゥクに乗ってみることに。

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これがなかなか気持ちいい。風が感じられる。

無事到着。まだ宿を手配してないので、あらためて検索。何をどう間違えたのか、離れた場所(船着き場のあったサーパンタクシン駅の辺)の宿を取ってしまった……。疲れているとろくなことがない。その辺にいたトゥクトゥクに値段交渉すると、今度は250Bまでしか下がらない。距離はさっきより短いのに何故? BTSを乗り継ぐのも面倒だったので、諦めて宿を取り直した。

チェックイン。ドミトリーばかりに泊まっているのだが、今回のところは珍しくカーテンもない。まあ宿とる段階でわかってたのでいいんだけど。

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屋上からの景色。観光地巡りももちろんだけど、こういう何気ない景色が実はとても興味深かったりする。