孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

タイマレーシアシンガポール16日目

2月20日、水曜日。マレーシア3日目。

今日はマラッカ観光をしてからシンガポールへ移動する。

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歩いてジョンカーストリートまで戻る。昨夜の遊園地はひっそりとしていた。

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西側になるジョンカーストリートは昨夜見たので、東側の教会などが密集するところを目指す。途中、中国寺院があったので見学。マレーシアはどこも、様々な宗教寺院が近くにあるんだな。多民族国家であるのを感じる。

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それにしても、建物がきれい。

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別の中国寺院。2つ3つとあったりもするんだな。寺院がその宗教のひとの心の拠り所になっているのを感じる。

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オランダ広場まで戻ってきた。観光客が集まっている。

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記念写真を撮る人々。

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フランシスコザビエル教会。あのザビエルに縁のある土地だそうだ。中には入れなかった。

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建物。色がしゃれてる。マレーシアはおしゃれな配色の建物がそこかしこにある。

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マラッカキリスト教会の内部。外の観光客の喧騒から離れて、静かな空間が広がっている。

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外には、昨夜見たあの派手な乗り物が並んで客引きをしていた。マラッカである意味一番強烈だったのはこれかもしれない。走るときは、トランスミュージックみたいなのを爆音で流しながら走ったりしている。夜の方がライトが光ってていい。

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二階テラスから撮った広場。いい天気。そういえば旅行中はパタヤのラン島で一度スコールにあった以外、雨に降られずに済んでいる。

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すこし場所に迷ったが、丘を登ってセントポール教会へ。ザビエルの像。ここにザビエルの遺体が一時安置されたそうだ。

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丘の上からの景色。マラッカの街並みが一望できる。屋根の色がきれいだ。中央あたりに見えるのがマラッカタワー。

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セントポール教会は、屋根が朽ち果ててなくなっているそうだ。廃墟っぽい雰囲気で趣きぶかい。

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奥の方は屋根がある。中に入ると、すこしひんやり感じられる。

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中から外を見た図。こんないい場所の丘の上に遺体を運ばれたザビエルって、世界史的にも偉大な人だったのかもしれない。ちょっと勉強し直したくなった。

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丘の上の景色を再び眺めて、下っていく。

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下ると、サンチャゴ砦。砲台がある。

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公園のようなところに、飛行機や列車が展示されていた。

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丘から見えた、海寄りの街並みまで歩いてみる。路地をふらふら散策。

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ジョンカーストリート側とはまたすこし違う、美しい街並み。

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海が見えるところまできた。船が赤い。いちいち配色がきれいだ。

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展示されてる船。マラッカ海峡は貿易で栄えた街。名前くらいは覚えてたけど、もっと世界史ちゃんと勉強しとけばよかったな〜、と海外旅すると思う。

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オランダ広場まで戻ってきた。このあと16時発のシンガポール行きバスに乗るため、バスターミナルまで戻る。

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ジョンカーストリートの端にバス停があるらしいので、歩いていく。

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途中のお店でチキンライスを注文。おいしかった。

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ジョンカーストリートの端まで来た。バス停を見つけるも、向かいの店の人に尋ねると、バスは一時間に一本らしい。しかも、いつ来るかわからない。やばい。待ってたら間に合わないかも。タクシーも見当たらない。検索すると、徒歩で40分弱なので、歩いて向かうことにした。

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昨日より大きいボディービルダー像。顔が織田信成選手にちょっと似てる。

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像の前を通り過ぎ、グーグルマップの案内に従って歩いていく。

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路地みたいな道を歩かされる。観光地から離れても、建物はなかなかしゃれてる。

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廃墟になってる大きな建物にも遭遇。

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同建物の別角度。こんなのがボコンと放置されてるの、なんだかすごいな。

それにしても真夏の炎天下を40分歩くのはなかなかしんどい。といっても最高気温は30度台前半くらいなので、日本の真夏よりは涼しい。意外とがんばれる。

歩くと、街の様子が肌で感じられるから好きだ。昨日バスで通り過ぎた景色(たぶん)を、一歩一歩進んでいく。

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イオンがある。この横にテスコもあった。

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都心部より、こういう郊外っぽい景色の方が、なんだかほっとする。

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無事バスターミナルまで戻ってこれた。時間も大丈夫。歩道橋を渡っていく。

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ひと気のない歩道橋には張り紙がしてあった。日本でもよくある金貸しとかそういうのかな?NEW Condoってなんだろ。

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バスターミナルに着いたので、昨夜と同じ店で腹ごしらえ。マレーシアは物価が安くてよかった。シンガポールは高いらしいので不安だ。この時点で、手持ちの現金はかなり少なくなっていた。日本円が5,000円、あとはわずかになってきたリンギットのみ。残ったリンギットシンガポールドルに両替しておく。

シンガポール行きバスは遅れて到着。無事乗ることができた。

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三列シート。人も少なく快適。これで値段も2,000円とか位じゃなかったかな、約4時間の距離なんだけど。いい。

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バスから見える景色は、ずーっと緑。歩き疲れたのもあり1時間くらい寝ていた。途中で一度、トイレ休憩があった。

バスはシンガポール国境付近へ20時前くらいに到着。まずはマレーシア側の出国手続きを済ませ、再びバスに乗り込んで国境となる橋を渡る。このとき入国カードの記入に忙しく、ぜんぜん風景とか見れなかった。

入国で問題が起きた。シンガポールはタバコ持ち込みに税金がかかる。そのことは事前に調べて知っていたし、直前でも他の乗客に確認していた。しかしタバコを処分するタイミングが見つからない。どこで税金払うんだろ……と思いながら手に持ったまま建物に入ったら、荷物検査の目の前にいきなり出てしまった。警備員に指示されて、別の部屋に連れてかれる。やばいかも……。他の警備員は失笑していた。

別室は受付のようなところで、他の人の対応をしているようだった。しばし待たされて自分の番。幸い罰金とかではなく、一箱ぶんの税金だけ払って(600円くらいする)、残りは処分とした。わざわざ目の前でカッターで裁断するのを見せられた。

先ほどのバスの乗客の話だと、一箱は持ち込みOKらしいので、たぶん普通に通過していたら免除してもらえたんだろうな……と思いながらも、まぁ貴重な経験ができたからいいかと安堵した。

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が、問題はまだ続く。さすがに時間がかかりすぎたのか、乗ってきたバスも乗客も見当たらない。たぶんもう、バスが行ってしまった。マジで置いていかれるんだな……。

戻って警備員らしき人にきくと、同じ会社のバスを案内される。乗車券を見せて乗れるか尋ねると、乗れ、と合図される。結構待たされたが、無事バスは出発。なんとか予定通りシンガポール市街地までたどり着けそう。よかった……。

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どこに到着するかわからなかったが、21時半くらいに乗車券にかいてある場所に無事到着。ほんとは21時からの噴水ショーみたかったんだけど、全然間に合わなかった。でも無事にたどり着けたのでほっとした。

MRTに乗るつもりだったが、宿までの経路を調べると歩いても20分程度。せっかくなので散策がてら歩いて向かうことにした。

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路線バスで、2階建バスも走ってるみたい。

無事宿にチェックイン。荷物を置いて、晩ごはん探しに繰り出した。

アラブストリートというところを徒歩で目指す。シンガポールはとても美しい超高層ビル群が立ち並んでいるが、下町っぽいところの建物はマレーシアに似ている。

歴史を調べると、1965年にマレー人中心の国をつくろうしていたマレーシアから独立させられた、というような背景があるらしい。シンガポールは世界最先端の多民族国家なのかもしれない。

見つけたメシはこちら。たしか5シンガポールドル(約400円)くらいだった。マレーシアよりは高いが、なかなかお手頃なメシを見つけることができた。ちょい辛。

コンビニに入る。セブンイレブンとかもあるが、これは個人商店ぽい雰囲気のお店。

飲み物を買って宿に戻った。シンガポールのゲストハウスが今回の旅で一番高かったが、それでも1,000円程度。