京都ひとり旅。こちらの続き。
左下が祇園。右上の赤いところが銀閣寺だ。だいたいこのあたりを徒歩で巡っていく。
事前の下調べで行こうと決めていたのは、南禅寺の枯山水・哲学の道・銀閣寺の3ヶ所。
時間があれば竜安寺にも足を伸ばしたいと思っていたが、結論からいうとそんな余裕はなかった。しかし上記3ヶ所以外にも、色々立ち寄ることができた。
八坂神社
まずは祇園にある八坂神社へ。泊まった宿から歩いてすぐだ。
入口すぐには出店があった。箸がセール300円で売ってて、買おうか悩んだ。結局買わなかったけど、買ってもよかったかもな。
デカい。そしていい天気。この日の気温は最近では若干低めだったが、日中はわりと温かく感じた。
舞台になってるところもあった。日本の建物、やっぱり見てて落ち着くなー。
散策。まだ桜の時期でないからか、それほど観光客が多くない気がする。狙いどおりだ。静かにひとり歩きたいと思って、あえてこの時期を選んだのだ。
裏手の公園のような場所に出ると、しだれ桜の木。もう2週間もすればひとで賑わうんだろうなぁ。それにしても立派な木だ。
いけばなが準備されていた。奥ではもう一つ準備していた。花見シーズンがせまっているのを感じる。
池。このあたりは鳩がいて、人に慣れてるのか近づいても全然とばない。かと思ったら突然一斉にとびたって、びっくりした。
知恩院
八坂神社のすぐ近くにある知恩院にも立ち寄った。こちらのお寺、浄土宗の総本山だそうだ。
門がデカい。
門の向こう側には階段が。一段一段がデカい。八坂神社より人がいなくて静かだ。
デカい!どうやら改修工事中みたいだ。
池に橋がかかってる。敷地は広いが人が少なくてとても静か。これこれ、こういうの。穏やかな気持ちで散策できる。
鐘楼も見た。除夜の鐘で鳴らされる鐘だそう。
建物の中に入ると、中ではお経をあげていた。「ナムアビダブ ナムアビダブ」と唱えていた。独特のイントネーションと音の並びから、なんとなくインド感を感じた。
奥に進むと庭園の受付があった(入場料400円)。行ってみることに。
受付を通過してすぐが、鶯張りになっていてキュッ、キュッと音を立てる。また、どこから見てもこちらを見ているように見える狐の絵も不思議だった。
お庭を歩く。ほぼひとりじめだ。
個人的には神社よりお寺の方が好みだ。建物の色に派手さがなく、とても落ち着く。母方の実家がお寺だからというのもあるかもしれない。懐かしい感じもする。
お庭を見終えて階段を下ると、法然さんの像があった。こんな感じの人だったのか。
「念ずれば花ひらく」。文字がなんかかわいい。
階段を下ってく。お寺は山に近い、高いところにあるため、盆地になってる京都のまちがよく見える。
ふらりと立ち寄った知恩院。お経も聴けたし人も少なかったし、とてもよかった。
平安神宮
次は南禅寺へ……と思っていたけど、道を歩いていくと大きな鳥居がみえた。平安神宮、意外と近いぞ。というわけで平安神宮にも立ち寄ることに。
平安神宮前のセブンイレブン、景観に溶け込むデザイン。店前の椅子も京都らしい。
大鳥居。デカい。
名古屋の中村公園駅を出たところにも大鳥居があるが、あれよりデカいかも……と思ったが、今調べてみるとどちらも24mと同じ高さ。
ちなみに中村公園駅のものは1885年、平安神宮のものは1928年なので、なんと名古屋の大鳥居のほうが古い。意外だ。
平安神宮。空の青との色あいが美しい。
中へ進むと、だだっ広い広場。四方に建物がある。
高校生グループが横を通り過ぎていった。そのとき男の子のひとりが「なんか首里城みたいだ」と呟いた。たしかに。首里城にもこんな感じの広場あったな。
お詣りして平安神宮を出た。
南禅寺へ向かって歩きだす。気になってたうどん屋に通りかかったが、朝食バイキングの食べすぎで全くおなかがすいてない。ので今回は断念。
京都動物園の前を通過。幼稚園児の遠足が行われてるようだ。
隣には琵琶湖疎水記念館というのがあった。
南禅寺近くまで歩いてきたところ。
この時点で時刻は13時。長くなってきたので、後半は次回かきます。
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