孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

つらくなったら海外ひとり旅にいこう

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人生に悩んだり、つらい気持ちが続いたりしたら、海外ひとり旅に行くことを勧めたい。その理由を書き連ねる。

自己肯定感が高まる

ひとり旅は、何をするのも自分の意思で決めなくてはいけない。どこへ行くか、何を食べるか、なにをするか。全部じぶんで決める必要がある。

そういう選択を繰り返していると、自己肯定感が高まってくる。なぜなら、それらは全て他の誰でもなく自分のためだけの選択だからだ。自分を大事にしてる感覚になれる。

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日常生活の中では、自分のための選択が意外と少ないことに気づかされる。仕事中だとなおさらだ。常に誰かや何かに気を遣っている。

ひとり旅の最中は、自分自身のみに気をつかってやることができる。行動を誰かにあわせる必要がない。

また、ことばもわからない世界で自力でなんとかすると、行動ひとつひとつに達成感を感じることができる。

改札を通ったりジェスチャーで注文したりするだけで自分を褒めてやりたくなる。「じぶんはできるんだ」と自信を持つことができる。

ふだん周りに振り回されたり、気をつかいすぎてる人にこそ、ひとり旅はオススメだ。

日常から距離をおく

海外まで足を伸ばせば、物理的に日常から距離をおくことができる。

旅行中は見るもの食べるもの聞こえるもの、全てが日常と違った世界の中に、物理的に入りこむことができる。映画や小説の没入感とは比べものにならない(だって物理的に没入してるのだから)。

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距離をおくという点では、なるべく日本から遠いほうがいい。

沖縄でも充分たのしいが、日本語が聞こえてこない異国へ行ったほうが非日常感が増す。

また、台湾や韓国など距離が近い国は、日本と雰囲気が似てる点も多い。なのでなるべく文化が違う国の方が、より異世界感を体験できる。

異世界から眺めると、ふだんの生活の中で考えていることが瑣末なことに思えたりする。文化が違えばそもそも悩まないことだ、と気づかされたり。

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また、日本語をしばらく使わないでいると思考がデトックスされる。カタコト英語を使っていると、頭の中で使う言語もカタコト英語になったりする。

いろいろ考えすぎの人は、日本語の聞こえてこない異国へ行くことを勧める。

世界は広いと思える

日本なんて小さな島国だ、と頭の中ではわかっていてもその意味を感じることは難しい。やはり実際に外に足を運んでみる必要がある。

たとえば日常のなかで当たり前だと思っていたことが、ものすごくローカルな話だったりする。

最近身近なとこりだと元号。日本国内では平成から令和へ、と盛り上がっているが海外の人からしたら全く関係のない話だ。反対に、その国々にも固有のニュースや文化や歴史がある。そういうのに触れると体感の世界が広がる。

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異なる文化からすれば、いま抱えてる日常の悩みなんてとるに足らないことだったりする。

単純に、時差というのも世界の広さを体感できることだ。時差のある国から日本の友人に連絡をすると、距離と時間を感じることができる。地球は丸くて回ってるんだな、と思える。

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海を見るのもオススメだ。異国の海は、世界がずっと広がってるのを感じられる。ベタだけど、じぶんなんてちっぽけな存在だと明るく感じられる機会は精神衛生上とてもいい。

人間の生命力を感じる

アジアの国には屋台が多い。台湾なら夜市、韓国なら市場。ベトナムやタイも屋台が多い。

そういうところを歩いていると、人間って思ってたよりタフで丈夫なんだな、と思う瞬間がある。

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ガンガンつくられる屋台料理とガツガツ食べる姿。大きな話し声と雑多な音。場所によってはそのへんで寝てる人も見かけたりする。

そんな光景に触れると、人間って生命力がこんなにもあって、どんなふうにでも生きていけるのかもしれないな、と思わされる(暑い地域は特にそれが強く感じられる)。

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たくましく生きる人々のつくったメシを食べると元気がでる。異国のうまいメシを食べまくってほしい。

つらくなったら海外ひとり旅にいこう

行き先はどこでもいい。

オススメは、なるべく時間をとって東南アジアだ。

異国感を感じられるし、物価が安いため滞在費があまりかからない。ゲストハウスなら1,000円以下もある。メシも安い。航空券もLCCなら片道1万位で見つかるときがある。

現地で何をするかだが、適当に観光スポットを巡るだけで充分いい。道中に面白いことは自然と見つかる。また、観光地なら不便することもない。

いくつかの候補で迷ったら、個人的には都市部よりもリゾート地の方がのんびりした空気を味わえるのでオススメ。ハシゴするのも移動の楽しみが増えるので勧めたい。

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時間やお金がなければ台湾や韓国でもいいし、パスポートないから……というなら沖縄でもいい(石垣島から離島に行くのがオススメ)。

数万円あれば旅費ぜんぶ賄えるプランは立てられる。

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じぶんは今年になって初海外だったんだけど、20歳のじぶんにメッセージを送れるなら「今のうちに海外旅行いっとけ」って言いたいくらい勧めたい。

未経験者は特にぜひ行ってみてほしい。