孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

タイひとり旅2020 〜3日目はチャイナタウンとカオサン通り

パタヤからバンコクへもどる

1月17日金曜日。旅行3日目です。

パタヤの宿をチェックアウト。2度目の利用だったこの宿、ここはカプセルみたいなドミトリーでシャワーなどもわりときれいだし安い。やはりよかった。

昨日も訪れた、ちかくの食堂で朝昼兼用ごはん。

頼んだのは「スキヤキ」。白菜と青菜と春雨と肉が入って50バーツ(200円)。おいしかった!

セカンドロードまで出て、ソンテウに乗車。バンコクに戻るため、バスターミナルへ向かいます。

パタヤのターミナル21。ここからバスターミナル方面へ伸びる道の脇に、バスターミナル行きのソンテウが止まってた。こちらも10バーツで乗れた。

バスターミナルで東バスターミナル(エカマイ)行きの切符を購入。バスの時間になるのを待ちます。

牛乳を飲んだ。15バーツ(60円)。「Sweetened」と書いてある通り、こちらは砂糖入りの甘い牛乳。おいしかった。日本のコンビニって、こういう小さい牛乳ないよね? これ売ってほしいな。

バスに乗車。行きよりはすこし早くて2時間半ほど。

次はカンチャナブリに行きたかったんだけど、バスの到着時間からすると、カンチャナブリ行きの列車には間に合わなさそう。バスで行くこともできるんだけど、せっかくなので旅情のある列車で向かいたい。なので、この日はバンコクですごして、翌日カンチャナブリに向かうことにした。

そんなことを考えているうちに東バスターミナルに到着。バンコクは暑い!やはり海沿いよりも都会の方が暑いんだな……。

チャイナタウン「ヤワラート」へ

バンコクで明日昼まで過ごすので、まずはまだ行ったことのない、チャイナタウンへ行ってみることに。

Googleマップで検索したら、路線バスでいけるみたい。せっかくなのでバスに乗ってみよう。タイの路線バスは何分おき、みたいな感じで時刻表はない。けっこうざっくりしている。けっこう待たされた。

無事来たので乗車。

バスの窓から日本語の看板が見えた。この辺のエリアは日本人の駐在のひとも多いんだっけ。ゴルフのスクールの案内みたいだ。

バスに1時間以上乗車していた。よく考えたら繁華街を走る路線なので、渋滞する道なのだ。別にこの日は先を急ぐわけでもなかったのでのんびり乗っていたけど、MRTとか使う方がおすすめです。

なんとなく橋のあたりで降りてみた。ここからチャイナタウンまで歩いてみる。

川は濁っていて臭い。

Googleマップを頼りに歩いて向かうんだけど、思ったより遠かった。さすがに暑い。

でも、観光地でない街中を歩くのもたのしい。観光地歩きだけではみられない、現地の生活感を多少なりとも感じることができる。

このあたりは中華街が近いからか、香港や台湾でみたような、中華っぽい雰囲気の建物が多かった。元店舗のようなところにテレビと椅子をドカンと置いて、だらだら見てる住人とかも見えた(中華系のところでよく見る光景)。

歩いていると、細い商店街路地みたいなものを発見。どうやらヤワラートの辺りまで来たようだ。

いかにも中華!って感じの商店が立ち並んでいる。そういえば春節前だからってのもあったのかな。

魚も売ってた。

テーブルクロスはリラックマ。タイの中華街に日本語リラックマ……!

路地の中にある屋台?で、「バミー」というものを食べてみました。40バーツ(160円)。ググったらおすすめグルメに出てきたんだけど、正直そんなにおいしくはなかったかな……。

通りに出ました。道に横断幕が連なっていてなんだか迫力がある。タイなのになんだかちょっとタイっぽくない感じがする。

やはり中華街、漢字表記も多い。建物の感じも中華っぽさがある。

屋台とかが立ち並ぶ道を散策。人が多いな〜!

商店街を歩いていると、気になるのはときどき突然見かける日本語。ひよこの絵の下に「ひよこ」と書かれた帽子、かわいい……。

細い道に商店街が続きます。このへん、迷路のように細い道と商店が続いていておもしろかった。

アクセサリーショップとかもあります。物量がすごい。

おしゃれな雑貨屋を発見!店内に入るとアニメ「エロマンガ先生」のOP曲がかかっていた。商品タグには日本語、店名をみると「Moshi Moshi もしもし」!日本の店なのかと思ったら、どうやらタイの雑貨屋みたいです。店内BGMをshazamしてみたら、「花澤香菜」「SHE IS SUMMER」など日本のカワイイ曲ばかり。

ここで数点おみやげを購入。ちゃんと日本人デザイナーでも関わっているのか、へんな日本語はあんまりなくて、ひとつだけ見つけたのが、日本語のようで絶妙に読めない文字の書いてあるふでばこ。すごい、これはきっと意図的に"日本語っぽい文字"を配置してるんだろうな……!おもわず購入した。

ワットアルンで夕暮れ

ヤワラートの中華街を散策したあとは、そのまま徒歩でフェリー乗り場へ。今夜はカオサン通りあたりで宿泊しようと思います。

チャオプラヤー川の船に乗船。いい感じに日が暮れてきました。

乗船。

この船も、昨年来たときに乗ってるのでそんなに感動はないが、それでもやっぱり船はたのしい。

夕日をみながら川をのぼっていく。

と、ワットアルンが見えてきた。ワットアルンは前回訪れていたのでスルーするつもりだったけど、そういえば日が暮れるとライトアップされるんだっけ。見てみたいな……!というわけで、急遽上陸することにした。

日が暮れるまでまだ時間があったので、周辺を散策してみた。といっても、とくになにもないんだけど。ワットアルンの敷地を出たところにあったお店で、アイスを購入して食べた。

ワットアルンのそばまで戻ってくると、いい感じに日の入り。

ちかくの芝生に腰かけて、しばし暮れていく空とワットアルンを眺める。けっこう同じ目的の観光客もいるみたいで、写真撮ったり同じように眺めてたりしてた。

中華街で歩き回ったので、休憩も兼ねてしばしぼーっと眺めてた。

ライトアップされてきた!これがかの「暁の寺」ですか〜(読んでないけど)。

やはり夕暮れどきはとてもきれいなので、観光するときには夕暮れスポットを予定に組み込んどくとよさそうだな、とあらためて思った。今回は偶然だったけど、ついでに寄れてよかった。

すっかりライトアップされた様子をみて、再び船に乗り込んだ。

カオサン通り最寄りの船着場で降りて、徒歩でカオサン通りを目指します。

途中の露店に売ってたこのTシャツ、買わなかったけどちょっと欲しかったな……。

夜のカオサン通りを散策

カオサン通りに到着。写真は一本隣の通り。宿に向かってチェックインしたあと、再び外にくり出した。

カオサン通りは前回のタイ旅行でも訪れてはいたのだけど昼間だったので、夜のカオサン通りがどんななのか味わってみたいと思い、今回足を運んだ。

そこかしこで音楽が爆音で流れたり、バンドが演奏してる店があったりして、歩いてるだけでもなかなかおもしろい。

マンゴージュースのんでみたけど、あんまり美味しくないな……。コンビニで買うジュースのほうがうまい。

飲みながら、「Smells Like Teen Spirit」を演奏するバンドを眺めてた。

このあと、この旅初のマッサージを受けた!「シュワースパ」というお店。ググった記事におすすめされてたお店なんだけど、ここのマッサージ、とてもよかった。

地図も貼っとく。

おすすめされた1時間300バーツのタイマッサージを受けた。

最初に足を洗ってもらい、そのあとマッサージ。けっこう痛気持ちいい強めの印象で、最後の方では背骨バキバキ鳴らしてもらった。そんなにマッサージ行ったことないけど、今のところここのが一番効いた感じする。

マッサージ後は、ふたたびカオサン通り散策。メインの通りへ行きます。

カオサン通り、さすが人が多い!

AKBの曲を演奏してる店があった。そういえばBNK48っていう、バンコクのグループもあるんだっけ。知ってる曲が聴こえてくるのもなんか変な感じだ。

カオサン通りのもっとも賑やかなあたりに足を踏み入れる。

通りの中ほどのお店が、向かい合わせに爆音でダンスミュージックを流していて、各店の客も反対側をみながら煽るように踊っていた。音量がヤバい。その隣の店も同様に爆音だし、カオスっぷりがすごい。

人がすごくて音量もすごいけれど、雰囲気としては思ってたより危ない感じとかはぜんぜんしなかった。若い女性観光客も歩いてるし。「バックパッカーの聖地」と言われるくらいだからもっとアングラな感じとかあるのかなと思ったけど、全体的に欧米客向けのただの観光地で、普通にパリピな感じだ。

カオサンのマクドナルド。写真スポットになっている。

おなかがすいてきたので、ごはんを食べることに。といっても、現地メシっぽいのはカオサンにはあんまりなさそうな感じだな……。

セブンイレブン脇の屋台で、おかゆを食べることにした。

45バーツ(180円)。以前香港とかでもお粥食べたんだけど、美味しいんだよね。食べやすいし。たぶん魚醤だとおもうんだけど、テーブルの調味料をほんのすこし入れて食べるとおいしかった。

満足して宿に戻っちゃったんだけど、そういえば気になるものがあったなと思い出してふたたび通りに戻る。

こちらのおばちゃん、歩きながら飲んでる人たちにモノ売りしてるんだけど、カエルの置物みたいなもので、カエルの鳴き声を鳴らし鳴らし歩いていた。さっきは素通りしちゃったけど、どうにも欲しくなって購入することに。最初は200バーツと言われたが、電卓を使って価格交渉。最終的に、フクロウの置物(こちらもフクロウの鳴き声が鳴る)とあわせて200バーツに。ひとつあたり400円。いい買い物をした。

宿に戻って就寝。カオサン通りからほど近い宿だったが、思いのほか静かでいい宿だった。