pha「人生にゆとりを生み出す知の整理術」を読んだ。
正月にツイッターで流れてきた占い的なやつで"書籍"と出た。そういえば最近本読んでないなと思ったので、久しぶりにポチした。
書籍、故郷、肉部……
— 無色2.0 (@nagoyaman1988) 2018年1月3日
故郷は手に入らないし肉部ってなんだ。肉をつけろということ……? https://t.co/wcwivpZx9C
本は中古で安くなってるのばかり買ってたけど、こちらはまだ新刊。久しぶりに新品で購入した。
phaさんの本は前にこれを読んでおもしろかったので。
持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない (幻冬舎文庫)
- 作者: pha
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/08/04
- メディア: Kindle版
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これ。
今回のも、本の中で紹介されてる技術的なことは、他のビジネス書とかで見かけたことあるようなことではあるんだけど、全体のテンションが「だるいときにいかにやるか」という意識低いところからのスタートで書かれているのが、とてもスッと入ってきて読みやすかった。
ビジネス書って栄養ドリンクみたいなもので、やるぞ!という気に瞬発的にさせてくれるんだけど、反動で"やっぱムリだわ"ってなりやすい。phaさんはそれがよくわかっているようで「いかにダラダラでも続けるか」ということを低めのテンションで書いてくれる。「がんばれ!」ではなく「無理しなくていいよ」と言ってくれるビジネス書っておもしろい。
本を読もうと思って手にとった一冊目としてとてもよい本で、本の読み方を指南してくれた。
phaさんの文章は読んでてたのしいので、読み物としてゆっくり読もうと思っていたのにもう読み終えてしまった。別の本にもあたってみることにする。
本の中にもあったことだけど、手元に本を置いておくのが好きだ。電子書籍はAmazonプライム無料のは何冊か読んでみたけど、やっぱり実物の本がいい。読み終えると「この一冊読み終えたぞ」って実感がわく。
スマホで読んじゃうとツイッターとかブログ記事とおんなじ感じになっちゃって、読んでる実感わかないんだよな。気分転換で本読みたいので、画面じゃない方がガラッとかわっていい感じがする。電子書籍は場所とらないから便利だけど、本が転がってる状態、本がごろんと場所とってる感じは、そこに実感があっていい。
手元に置いておく一冊としていいな、と思った。やる気しないときとかに、ときどき読み返したい。