孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

旅を終えての雑感

ひとり旅を終えて3日ほど経つ。

いつも旅行のとき、帰り道とかに「もう終わってしまうのだな……」みたいな後ろ髪ひかれる、ノスタルジーに似た気持ちになったりするのだけど、今回は不思議とそれがなかった。

帰ってきてからもまだ旅行が続いているような心地がする。

一週間が近づくあたりから、日常と非日常のバランスが逆転していたような気がする。一週間っていうのはそういう時間的区切りなんだなあと思った覚えがある。あと、のんびりするつもりだったのに意外と毎日せわしく予定を入れてしまったので、どこかで沈没(ひとつの町、ゲストハウスにとどまること?をそういうらしい)してみてもよかったかもしれない。

以下は先日書きかけたもの。

 

12日にわたる、自分史上最長の旅が終了。あてどないひとり旅というのははじめてだった。
こんな長期で旅行するなんてなかなかできないことだと思って実行した、今回の旅。やってみて色々気づくことはあった。

「自分探し旅」とは >>> 昔なにかの本で「なぜ人は自分探しの旅で、自分のルーツを巡るのではなく知らない場所に行くのか」みたいなことを読んだ覚えがある。
やってみて思ったのは、自身の人間関係から切り離されたところで出会った人に自己紹介するというのは、自身を客観的にふりかえることになるのだな、ということ。
また、知らない人ばかりの中でどう振る舞うのか、自分の行動指針を自分の内側にしか求められないときにどう選択するか、を繰り返すのは、自分を見つめ直すことに繋がるのだな、ということ。
ゲストハウスで出会った人と話したりする中で、自分はあんまり面白い人間ではないな、と思った。やっぱり自分はそこそこ話す程度で、赤の他人と深く関わったりするのは苦手だな……とも思った。

「人生は旅だ」とかよく言われるけど、旅での行動パターンとか行動指針は、自分の性格や癖を反映してる気がする。旅程がそのままじぶんの人生の感じに似てくるんだと思う。旅は人生の縮図、といったところだろうか。

(書きかけ文ここまで)

 

そういえば波照間島に行けなかったのだが、それほど残念とは感じていない。またいつかリベンジしたい。でも次行くなら、海外に挑戦したいな。まずは手近な台湾やタイに行ってみたい。

旅行を終えてからも各都市のゲストハウスの相場や、航空券や高速バスの値段を見たりしている。京都と東京は安く済ませれそうなので遊びに行きたいけど、今の時期は寒いな。