孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

タイ旅行4日目

2月8日の話。

この日は日帰りでアユタヤ遺跡へ行くことにした。

朝9時すぎに宿を出る。昨夜は始発となるフアランポーン駅の近くに泊まったので、歩いて向かう。

ここで問題が発生。手持ちのSIMでネットが繋がらない。幸い駅にフリーWIFIがあった(Google free wifiだった、そんなサービスやってるんだな)ので、あれこれ調べて時間が過ぎる。

まさか使いきったのか?と思ったが、調べると(電話で特定の番号を入れるとデータ残量をSMSで送ってくれる)、まだあるようだった。

結局原因こそわからないが復活した。なんだった……。

まぁ、コンビニでも旅行者向けのプリペイドSIMが買えることなどがわかったのは収穫だったのでよしとする。

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駅でかなり時間を使ってしまった。

チケットを購入。
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約2時間の電車旅に出発。

ディーゼル車で、窓は手動で開けられる。皆全開だ。

最初こそバンコクの街中を走っていたが、次第に景色が変わっていく。

気づくと何もない景色が広がっていた。f:id:nagoyaman:20190209040246j:image

街から外れた景色が好きだ。台湾のときも、街中を走るMRTより国鉄や、田舎へ向かうローカル線の景色がぐっときた。やはり街の外れまで足をのばしたい。

13時ごろにアユタヤ駅に到着。駅の向かいを少し進んだところにある川を、渡し舟で渡る。

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渡ったところにあるレンタサイクル屋で、自転車を借りて遺跡めぐりスタート。なかなかボロボロな自転車だ。

まず最初は、ワットプラマハータート。

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有名な、木の根っこに埋もれた大仏さまの頭部。ここがやはり有名みたいで、人が集まっていた。

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遺跡。破壊されて頭部から上半身が失われた仏像がずらりと並んでいる。
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けっこう広い。35度くらいの気温の中、汗だくになりながらの遺跡スタンプラリーだ。

すぐ隣にある、ワットバートブラーナに移動。

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こちらは先ほどに比べると観光客が少なかった。が、めちゃめちゃかっこいい。f:id:nagoyaman:20190209035923j:image

RPGゲームに出てきそうな遺跡感。しばらく座り込んでぼーっと見とれていた。
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中心に最も高い建物があり、四角く囲うように周りのものがある。

3ヶ所目は、ワットプラシーサンペット。

三名の王の遺骨が納められているそうだ。

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そのすぐ隣にある、ワットプラモンコンボピットにも立ち寄る。

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これまでと雰囲気が違う。
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中には大きな大仏さま。

この2ヶ所の入り口や広場で屋台が2,3出ていた。ジュースを飲み、ココナッツアイスを食べる。

ここまではわりと隣接していたが、次はすこし距離がある。自転車を漕いでいく。

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象の乗り体験がたくさん歩いている。見るだけにした。

歩道のない川沿いの道をチャリで走る。クルマやバイクが追い抜いていく。怖い。

5ヶ所目はワットローカヤスターラーム。

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ストⅡのステージのモデルになったと言われる場所。ストⅡやってないけど、なぜかなんとなく知ってるぞ。

観光客もいるのだが、これまでの場所に比べるとなんとなく地味な感じがする。これまでのがでかすぎる。というかあたり一帯にこういう場所がいっぱいあるのだろう、道中で観光地扱いされてない遺跡もあった。

ほんとうはもっとたくさん巡りたかったが、体力的にも時間的にも断念。来た道を引き返す。

最後にもう1ヶ所と、3・4ヶ所目のそばにあったワットプララームへ。
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ここがむちゃくちゃよかった。夕暮れの日を受けた姿がかっこいい。ひと気もほとんどなく、ひとり静かに見ることができた。

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ここにも破壊された仏像。しんとした空気の中だと、ずっとここにこうしてある空気を感じられる。
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ちらっと見るだけのつもりが、ぐるりと2周した。見とれてしまった。

来た道を戻ってアユタヤ駅へ。
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夕暮れの駅のホーム。ホームは低く、線路を歩いて渡る感じだ。夕暮れがきれい。

また2時間ほど揺られてフアランポーン駅へ戻る。行きでは車内販売がときどき乗ってきていたが、帰りはいなかった。

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駅前のアメリカンな雰囲気の店で晩ごはん。シンハービールとチャーハン。
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昨日とは別の宿をおさえた。すこし歩いたところだが、道が暗い。無事たどり着く。この日の宿は値段の割に設備の感じがよかったが、隣がバーでめっちゃ盛り上がってた。しかし12時を回ると静かになったのでひと安心。