孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

タイマレシンガベトナム17日目

2月21日、木曜日。

シンガポールで迎えた朝。夕方にはホーチミンの飛行機に乗るため、市内観光は午前のみで終わらすことに。

荷物を宿に置いたまま、MRTに乗り込む。

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ベイフロント駅で下車。マリーナベイサンズがあるところだ。それにしても、建物内もきれいだな。

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マリーナベイサンズ外観。デカい。

カジノにも入ってみた。外国人は無料で入ることができる。中は超大きくて落ち着いたゲームセンターという感じ。遊ぶつもりはなかったのでぶらぶら見学。ドリンク無料で飲めるので、アイスティーを飲みながらカジノを眺めた。

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カジノをあとにして、歩いてマーライオンを目指す。整備されていてとってもきれい。静かで落ち着く。立ち並ぶ高層ビルの窓はピカピカ。屋台も、汚い身なりの人も全然いない。タイパンツにTシャツの自分の方が浮いている感じだ。

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未来都市にきたような感じがした。でもなんだか、都会にいるときの感じなので、なんとなく居心地が悪い。ぼくは郊外や田舎の方が好きなのかもしれない。

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途中で両替所を探して、残りの現金5,000円をシンガポールドルに両替。1,000円単位で両替したかったが、どこも1,000円札のお釣りがないため、全額両替するしかなかった。

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マーライオンに到着。ここには観光客が集まって、皆写真を撮っていた。

シンガポールまで来ようと思ったひとつの理由が、アニメ「宇宙よりも遠い場所」でシンガポールの回があったからだった。聖地巡礼できた。

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博物館的なところにも行きたかったが、時間もお金もなくなってきたため外観のみで断念。

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それにしても、建物も街もきれいだ。

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街並みはやはりマレーシアに似ているのだが、高層ビルや街の整備具合が超都会だ。

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ビジネスマンたちがタバコ吸ったり電話したりしている。ここまでの旅ではほとんどスーツ姿の人を見かけなかったが、シンガポールは多い。そういえばシンガポールではタバコが一箱1,000円くらいするらしいが、けっこう吸ってる人はいた。

多国籍なので、ビジネスマンも様々な人種だ。様々な人種のひとが、たぶん英語でビジネスの会話をしている。グローバル社会というのを肌で感じる。日本はなんだかんだ日本人が大半を占めているから、なかなかこんな光景を実際に見ることができない。ここではごく当たり前にそういう様子がみられる。シンガポールって進んでるな、最先端だな、と思った。

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一旦宿に戻ってチェックアウト。まだ12時前なので、荷物を持って再びMRTに乗り込んでチャイナタウンを目指す。昼飯さがしだ。

チャイナタウンの駅に着いて外に出てみると、ビル群の間だった。ここがチャイナタウン?と思いながら歩いていると、ちょうど昼時だからかOLやサラリーマンらしき人たちが、ぞろぞろと向かっていく方向がある。これはきっとランチだろう。ついていくことにした。

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着いたのは、フードコートみたいなところ。近くのビジネスマンたちで溢れかえっている。中華の店ばかりだ。きっとここだ。

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あんかけ麺的なもの。400円くらいだっただろうか。安くておいしい。

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せっかくなのでもう一品食べた。ラーメンみたいな見た目だが、あんが濃い。これも400円くらい。やはりサラリーマンランチはコスパいいのは、シンガポールでも同じだ。

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夕方の飛行機のため、シンガポールチャンギ国際空港へMRTで向かう。都心部から離れていくが、きれいなマンションが立ち並んでいる。

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建設中のマンションもある。まだまだ人口が増えるみたいだ。

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空港に到着。シャトルバスでターミナル4に向かう。

出国審査は自動化されていて、待ち時間ゼロ。パスポートをスキャナにかざすだけ。世界No,1空港さすがだなと思った(自動システムは日本の空港にもあるけど)。

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出国ロビー。まるで品のいいショッピングモールのようだ。でかい。

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無事ホーチミン行きの飛行機に乗れた。

フライトは、ちょうど夕暮れにかけてだったので、窓から見える景色はとても美しかった。雲の上からみる夕焼け。日が落ちて灯りがともった上空からのベトナムの景色。

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ホーチミンのタンソンニャット空港に到着。

外に出ると、雑然とした感じが襲ってきた。タイあたりの雰囲気が懐かしく思い出される。バス停へ向かうと、市街へ向かうバスを案内してもらえた。

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バスに乗って市街へ向かう。運賃は20,000ドン(100円)。

とにかくバイクが多い。おびただしい数のバイクが走っている。台湾とか比じゃない。イナゴの大量発生みたいに、バイクの群。こんな道、ぜったい運転したくないな……。

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ベンタイン市場付近に到着。近くの宿をとっておいたので、歩いて宿へ向かいチェックイン。一泊500円しないくらいのゲストハウスだが、貸しタオルも着いてくるしカプセルっぽいベッドでかなりいい。思ってたより距離があったかな、と思ったが、たぶん距離というより交通量に圧倒されたんだと思う。

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宿に荷物を置いてから、ベンタイン市場周辺を散策。露店がいっぱい出ている。

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見つけたお店でフォー。本場のフォー、うまい!しかも安い。これで200円くらい。ビールも1缶100円程度。

フォーを頼むと、パクチーが別皿にもどさっと盛られて出てくる(写真のフォーの奥)。草そのままって感じなんだけど、入れるとうまい。全部入れた。

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隣の店でごはんものも食べてみた。見た目通りの感じで、辛くもなくおいしい。ここまでで一番食べ物の味が好みな国だ。残る現金分食い倒れてやろう、と思った。

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歩道に、風呂の椅子のようなのがずらっと並んで、そこで皆お茶したりしてる。目の前はバイクがガンガン行き交っている。すごい光景だ。

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宿に戻って、向かいのコンビニでビール(やはり100円程度)とおつまみを買って、宿の前でひとり飲み。このお菓子もわさびがきいてておいしかった。

とにかく大量のバイクがクラクションを鳴らしながら走ってるので、街がうるさい。けど物価は安いし食べ物はうまいし、一晩で気に入った。