孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

京都ひとり旅 観光後編(南禅寺〜哲学の道〜銀閣寺)

前回の続き。 

南禅寺

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南禅寺に到着。

ちょうど着物の女性を乗せて走りだそうとする人力車がいた。

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三門。デカい。京都の寺院建物、どこもデカいな。迫力がある。

敷地内を歩く。けっこう広そうだ。

水路閣

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明治時代につくられた水道橋。ヨーロッパ風レンガアーチだが日本人が設計・建築したそうだ。

東南アジアでのヨーロッパ建築は植民地時代の影響なので、建物からも歴史背景の違いが感じられるんだな……としみじみ思った。

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インスタ映えスポットのようだ。日本風な建造物が多い中、この雰囲気はたしかに珍しい。

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水路閣は現役で、上を水が流れている。

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すぐそばには、こんなところも。道がおしゃれ。

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梅が咲いてた。春はすぐそこという感じがする。

方丈

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続いて方丈へ。国宝に指定されているそうだ。

廊下は鶯張り。キュッ、キュッと音を立てる。

襖に虎の絵などが書かれている部屋も見応えあるのだが、やはりその向かいにある枯山水庭園。ここがとてもよかった。

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「虎の子渡しの庭」と呼ばれているそう。思わず座り込んで眺め入った。陽射しがぽかぽかと温かくて、ちょっとだけうたたねしてしまった。

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他にもお庭がある。ぐるりと見て、再び先ほどの「虎の子渡しの庭」を眺めた。

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受付でお抹茶の券も購入して、一息つくことに。目の前に滝のある庭が見えるお部屋でいただく。

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抹茶自体は甘くないのだが、お茶菓子と一緒に食べると甘く感じる。

三門

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場所は戻って三門へ。この上に登ってみることに。階段がめっちゃ急だった。

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歌舞伎で石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と言った景色。桜や紅葉の時期はとても綺麗なんだろな。

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京都の街が見える。これらの写真を撮った背中側には、仏像などが納められている。

南禅寺はここまで。けっこう長い時間いた気がする。

哲学の道

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哲学の道へやってきた。銀閣寺まで続く遊歩道だ。

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小さな川沿いをじっくり歩いていく。

ここも春になると桜が咲いて人が多くなるのだろう。この時期でもちらほらと歩いている人がいた。ランニングしている人も。

どんどん歩いていく。ほんとは近くの寺にも寄りたかったが、時間的にあまり余裕がないので断念。ゆったりと哲学の道を進んでいく。

早咲きの花がとてもきれい。着物姿で撮影している、おそらく韓国人の観光客もいたり。

天気もよくて気持ちいい。

名古屋に山崎川という桜の名所があって、そこも川沿いに桜並木が続いている。そこに少し似ているなと思った。山崎川に比べて哲学の道は川幅がないため、場所によっては両岸の桜の木が触れ合うほどに密度が濃い。きっと桜の季節には絶景なんだろうと思う。

青空に花。とてもきれい。春だ。

カモがいた。かわいい。

意外とあっという間に銀閣寺まで着いてしまった。これは銀閣寺の方へ曲がってく橋から振り返って撮ったところ。

銀閣

銀閣寺に到着。中に入るとどどんといきなり銀閣寺が現れた。渋い。

庭を歩いて、少し離れたところから撮ったところ。

庭がとても美しい。これまで回ったところに比べて建物も大きくないし広さもないのだが、そのぶん手が行き届いているのか隙のない庭だ。

苔や木々の色まで計算されたかのように絵になる。すごくよかった。

お茶用の湧き水。水がとてもきれい。

順路通り進んでいくと、高いところに行ける。見晴らしがとてもいい。ここまでいくつか街が一望できる場所があったが、ここが一番見晴らしよかったかも。

予想以上に風情あるいい景色だった。

まっすぐ進んだところにあるバス停へと向かう。時間は16時半すぎ。帰りのバスは京都駅前から19時発だが、はやめに駅へ向かうことにする。

銀閣寺では座ることができたが、その次くらいからどんどん人が乗って、バスは常に満員だった。

京都駅に着いた。17時半なので、帰りのバスまであと1時間半ほどある。

このあと、夕ごはんとお土産を買う。その話はまた次回。

観光で巡ったのは、左下の祇園から右上の赤いところ、銀閣寺まで。なかなか充実していたが、寄れなかったところもあった。京都は見どころが多いな……!

 

 続き

ここまで