孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

台湾ひとり旅 〜6.龍虎塔へいく

高雄に着き、宿にチェックインを終えた2日目夕方。龍虎塔へ向かいます。

電車で行くつもりだったが、ググると近くのバス停から近くまで行くバスが出ているみたい。案内に従ってバスに乗り込んだ。

バス停からさらに案内に従って歩く。ここであってるの?というところをGoogleマップは案内してくるな……。

無事、目的地に到着!

龍虎塔で夕焼けを見る

さっそく見えてきた。

こちらが龍虎塔。ジグザグの橋を渡って、もっと近くに行ってみます。

池もいいね。けっこう広い。それにしてもジグザグしてて歩きづらい。引き返してくるひとや立ち止まってるひととぶつかりそうになる。

龍虎塔の正面にきました!

龍の口から入って虎の口からでてくると、これまでの悪行が清められるらしい。さっそくのぼってみます。

龍。でかくて立派な感じもするけど、遊園地みたいなチープな感じもするな。

虎。龍以上にマヌケづらしてないか……?

台湾のものは、なんだかどことなくゆるいものが多い気がする。

龍の口から入ります。中は塔まで通路になっている。

両壁一面に、こういうのがびっしりある。彩色してあって、色褪せてるのがなんだか寂れた遊園地のような雰囲気を醸し出してる。あんまりありがたみは感じられない。

螺旋階段をのぼって塔をのぼる。6階くらいあって、結構急だし大変だった。

上からの眺めは、予想外になかなかよかった!

先ほど歩いたジグザグの橋。ちょうど日がだんだん落ちてきた時刻。

水面に夕焼け空が反射してきれい!!今回の旅いちばんのいい景色だったかも。

ぼーっと眺めてると、ライトアップされてきた。おお〜、なかなかいい光景じゃないですか。

どうやら塔にのぼれるのは17時半までだったらしく、あやうく閉じ込められるところだった。あぶないあぶない。

下から見上げるとこんな感じ。ライトがつくと雰囲気いいな〜。

帰りの虎の方にも、こういうのありました。

虎の口からでてきた。すっかり日が暮れてきました。

ライトアップされて、来たときとはまたちがった雰囲気。これはなかなかいいタイミングで来れました。

橋の入口にある玄武の像。こいつは塔の龍虎のマヌケな感じと比べると、なかなかかっこいいですね。

近くのお寺も覗いてみた。日本では見ない色と装飾の鮮やかさだ。

正面も派手。日本人的感覚だと、寺とか塔とかって古くて地味で落ち着きがあるほど、歴史を感じられてなんかありがたみが増すって感じあるけど、わりとその感覚って日本だけなのかな。韓国の歴史的建物も、これほどではないけどパステル調の色合いの彩色がされていたし。似ている建造物であっても、国によってそのへんの美的感覚はちょっとずつちがうようだ。

龍虎塔の付近には、ほかにもスポットがいくつかあるみたいだ。

こちらはさっきとはまた違う寺。けっこう大きいな。

すこし歩いたところにも、別のこういうのが。やっぱりなんかマヌケな顔をしている。

塔もある。さっきよりは小さいけど、なんか華やかな感じするね。

やはり表情が絶妙なゆるさ。その顔とポーズはなんなんだ。ありがたみがない。

三牛牛肉麺をたべる

龍虎塔をあとにして、近くにあるという牛肉麺の人気店に行ってみる。

「三牛牛肉麺」というお店。けっこう人気店らしく、じぶんが着いたときも次々にお客さんが入っていっていた。店内もほぼ満席。

120元くらいだったかな。

牛肉は肉の味がしておいしかった。わりと見た目通りの味って感じだ。やはり八角なのだろうか、台湾の食べ物は、個人的にはめっちゃハマるって味じゃないな。

瑞豊夜市に寄ってみる

さらに歩いて、瑞豊夜市へ行ってみることに。思ったよりけっこう歩かされた。

夜市の方面へ向かう途中、何気ないまちなかをひたすら歩いた。バスやタクシーに乗ってしまえば楽だけれど、むりやり徒歩移動すると、なにげないまちをぶらぶら歩けるから好きだ。途中で家電屋があった。当たり前だけど、家電屋もあるよな。観光地ばかり歩いてるとなかなか見かけない店だ。入って日本のそれとどうちがうのか見ようかともおもったけど、ひと気があまりなくて冷やかすのも気が引けたのでやめておいた。

瑞豊夜市へ到着。ぱっと見わからなかったが、どうやら道に出店がでる形ではなく、ひと区画まるまる夜市になっているようなつくりだ。けっこうデカそうだ。

何本ものびるほそい通路をぶらぶら歩いて散策。飲食スペースもそこそこあるようだ。

食べ物だけでなく、服や雑貨の通りもある。以前バンコクで行ったナイトマーケットに少し似ている。

ごはんは先ほど食べたばかりで満腹だし、このあと六合観光夜市へいくつもりだったのもあり、ここでは何も買わずぶらぶらするだけにした。空気を感じるだけでもたのしい。さすがにちょっと歩きつかれたが。

MRTに向かう途中に路上ミュージシャンがいた。なにやら変わった楽器を演奏している。足元にはルーパーがあって、それで音を重ねて演奏してるようだ。よくよく張り紙を見ると、どうやら日本人らしい。台湾環島とかいてあるから、一周してるのかな。

MRTに乗り込んで、六合観光夜市へと向かいます。