台北に戻ってきた3日目夜。翌日は帰国日なので、実質この夜が最後の時間です。
基隆廟口夜市に行くつもりだったけど
前回の台湾旅行の際にも足を運んだけど、何も食べずに素通りした基隆廟口夜市に再挑戦したくて、電車で移動。しかし、なんと雨が降ってきてしまった……。このとき履いてた靴は雨に弱い。雨の中夜市をめぐるのもしんどいだろうと思い、なくなく引き返すことに。
電車からの景色。建物の高さがこれまでみてきたのと違う。やはり台北はとても都会なんだな〜。
戻りの電車で前に座った学生さんの背中にはカタカナで「イッショウケンメイ」とかいてある。
台北ってめちゃくちゃ都会!台中や高雄、台南では見なかったような高い建物がいっぱいだ。
ソードアートオンラインのアスナちゃんが、でかでかと広告になっていた。台湾でも人気なんだな!
「金興発生活百貨」というお店で、おみやげのパイナップルケーキを購入した。
この日の宿泊はサウナ。異国のサウナに宿泊するのだ!目的地のサウナに入店する前に、晩ごはんを食べることに。さてどこにしようかな……。
台湾の台湾まぜそば
すぐ近くにあったこちらのお店。
軒先のメニューをよく見てみると……
日本語で「台湾まぜそば」とかいてある!!
台湾まぜそば・台湾ラーメンは、名古屋名物の食べ物で、台湾には無いときいていた。でも台湾に台湾まぜそばがある!?
おそらく下の中国語からすると、日本人にわかりやすくするために台湾まぜそばと表記してあるっぽい。はたして台湾の台湾まぜそば、どんな味なのだろう……?
入店。店内はこんな感じ。
こちらが台湾の台湾まぜそば!見た目はけっこう名古屋でみかける台湾まぜそばに近い。肝心の味は……けっこう違う。辛くない。おいしい!
ここもお茶碗一杯程度の量だったので、もう一杯食べようかな、と思ったけど、店員さんが忙しそうだったのでやめておいた。しかしながら、これまであんまり台湾の食べ物は合わないな〜と思っていたけど、これはなかなか普通においしかった。ふらりと入ったお店で当たりをひくと嬉しい。今回の旅行は、わりと事前に調べた店ばっかり行って期待値が上がりすぎたかもな。こういうふらっと入るのももっとやりたい。
金年華サウナに宿泊
ある意味、今回の旅でいちばんたのしみにしていたかもしれない。台湾のサウナ施設に宿泊!
入り口を見てわかる通り、なぜか日本語ばかりで日本人ウェルカムな感じ? でも中に入ると別に日本語対応に強いわけでもなく、現地の人も多かった印象。
仕組みは日本のサウナ施設に似ているようで、ちょっと独特なところもある。まず入店して履き物を脱ぐと、ロッカーに案内される。ロッカーに荷物を入れ服を脱ぎ、鍵は首からかける。日本だとリストバンド式がほとんどだから、新鮮だ。
サウナ
浴場はなかなか広い。風呂が2種類、水風呂がプール並みで放水もされてる水風呂と、キンキンの極冷風呂。種類は多くないのだけど、一つ一つの浴槽が広い。サウナはスチームサウナと一般的なサウナの2種類。
まずは洗い場で身を清めて、風呂に浸かる。さすがにこれまでの旅の疲れがでて、ちょー気持ちいい。そしてサウナ。サウナは広い。マットなどはひいてないので、入り口のタオル(使い放題式)をサウナマット代わりにした(そうしないと暑くて座れない)。体感温度は充分。テレビは現地の番組が流れていた。
サウナ室には窓ごしに浴場が見える。遅い時間だったけど、けっこう多くの人が利用していた。常連らしいおじさんが多い。
そして水風呂。プールみたいに大きな水風呂、気持ちいい。滝のように出ている放水で頭から水をかぶる。きもちいい〜。温度は若干ぬるめ。
2周目はキンキンの水風呂へ。これ、かなりキンキンだった。しかもこちらも広い。こっちの水風呂は使ってる人がいなかったな。キンキン好きなので嬉しい。
スチームサウナも試す。ドアを開けると、真っ白で前が見えない。しばらくすると目が慣れて、それほど広くないことがわかる。これはこれでいいな。
外気浴はもちろん、とくに休憩椅子があるわけでもないので、そのへんの段に腰かけて小休憩。
休憩スペース
サウナを切り上げて、休憩スペースへ向かう。ここのつくりが独特で、ロッカーの方には戻らずに、別の出口から出ると、そこに浴衣が置いてある。そこで浴衣を着て、休憩スペースへ出るという、一方通行のつくりになっているのだ。
休憩スペースは、広間の一角に喫煙所が仕切られてある。ソフトドリンクのドリンクバーもあるのが嬉しい。広間を抜けると、リクライニングチェアがならぶ休憩エリアと、その向かいと奥にはドミトリーの睡眠エリアもある。リクライニングチェアのゾーンではスクリーンで映像が流れていて、1つがAVだった(無音)。なんかすごいな……。
迷路のようになっていて、案内に従っていくと入口受付の裏を通るようなルートでロッカールームに戻れる。ロッカーは二重ロックになっているので、スタッフさんに声をかけて開けてもらう。
まぁサウナの使い方についてはググればいろいろ出てくるので、そちらを参考してほしい。噂によるとスペシャルマッサージのお誘いもあるみたいだが、広間のスペースには座らなかったので声をかけられることはなかった。普通に利用する分には、日本にもよくあるサウナ施設に近い。施設全体に年季が入っているが、全体的に清潔感は許容範囲だろう。
ドミトリーのようになってる睡眠スペースの下段で就寝。
チェックアウト時にちょっと問題あり
翌朝もひとっ風呂浴びた。
チェックアウト時に、ひとつ問題発生。600元ときいていたが、700元請求された。深夜料金とかかな?と思ったが、脇に見えた他の伝票には600元しか書いてない。尋ねてみると靴磨き代となっているではないか!そんなもの頼んでないぞ、というとあっさり600元に戻した。日本人観光客だからって、足元見られたな……。そのとき残り現金をちょうど使いきる計算でやりくりしてたので、焦ったこともあり余計腹がたった。
というわけで、初の台湾サウナ施設でした。他にもいくつかあるみたい。600元(2400円ほど)で一泊できると思うと安いし便利。深夜早朝便を利用するときにも、台北駅から徒歩圏内なので便利そうだ。
というわけで、この旅もいよいよ最終日だ。