孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

太平洋フェリーきそ、仙台〜名古屋乗船 仙台ひとり旅2〜3日目

太平洋フェリーきそに乗船し、仙台から名古屋へ帰ります。

メロンパン

事前の調べで、14時から販売の焼きたてパンがおいしいらしいとの情報を見つけていたので、食べてみることに。

販売開始直前に、行列はあっという間に伸びた。タイミングがよかったようでかなり前のほうに並べたが、じぶんの番が回ってくる頃にはすでに売り切れも出ていた。

お目当てのメロンパンと、エッグタルトを購入。展望通路の椅子に座り、海を眺めながら食べた。

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このメロンパン、めちゃくちゃ美味しかった……!今まで食べたメロンパンでいちばん美味しい!なにもない海を眺めながらというロケーションも最高。

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エッグタルトもおいしかった。お昼が早めで少なかったので、ちょうどいいおやつになった。

船で過ごす午後

船内アナウンスで、いしかりとのすれ違いが見られるとのこと。さっそくデッキに出てみる。

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汽笛の音を鳴らしあう。

陸ではあんなに大きく見えたフェリーだが、なにもない海の上では小さく感じる。

大浴場に入った。やはりサウナは閉鎖。サウナ室のドアにある小窓から中を覗いてみると、サウナ室内にも外が見える窓があるようだった。汗を流しながら海が見える……!

仕方なく風呂と水シャワーで温冷交代浴。ととのうまでは行かなかったが、風呂上がりにデッキで浴びる風は気持ちよかった。

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夕食まではまだ時間があるが、メニューが出されていた。本来ならバイキングなのでこういうのは出ないと思うので、この特別体制ならではのメニューだ。

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夕暮れが近づいてきたので再びデッキへ。乗船のあいだ、時間を持て余すかと思っていたけど館内散策やデッキからの景色を眺めたりと、ずっとうろうろしている。ぜんぜん退屈しない。

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夕暮れ。水平線と、美しいグラデーションの空。絶景だ。

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ライトもついた。3月なので外にいるのはまだ寒い。風も強いし。でもけっこう長い時間外ですごした。

夕食

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夕食は、さきほどのディナーメニューではなく、こちらのカレーを食べることにした。

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カレー大盛り(700円)。おいしかった。

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売店サッポロビールとお菓子を買って晩酌。ようやくゆっくり腰を落ち着けて、スマホをぽちぽちと触っていた。

電波は入らないかと思っていたが、意外と入る。

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朝食メニューに変わっていた。この内容で500円、かなりお得だ。

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夜のデッキを散歩。さすがに海は真っ暗で、何も見えない。真っ暗な海って怖い。船の下を覗き込んで、白くくだける波を見ていると、なんだか吸い込まれそうな気がしてくる。

就寝

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売店の向かいにあるモニターには、船の現在地が表示されている。23時時点で房総半島のあたりのようだ。

じぶんの寝台に戻って就寝。そういえば船に乗ってからほとんど揺れは感じなかった。揺れを感じることができたのは、湯船に使ったときと、寝台で横になったときだった。それもすぐに慣れて、眠れた。

海上で迎える朝

翌朝は日の出の時刻前に起きた。ふだんは寝起きが悪いのだけど、旅行中はかなり良い。寝過ごすことなく起きれた。

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日の出の時刻。デッキで朝日を見た。水平線ぞいに雲が出ていた。

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太平洋上で迎えるご来光!

特別な朝という感じがするが、毎日こんな朝日がのぼってるんだなぁ〜。

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日がのぼったあとは、きもちいい青空が広がった。明るくなった海は、夜中に見たあの怖い印象はほとんどなくなった。

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船内アナウンスでも案内があった、神島。三島由紀夫潮騒』の舞台になった島だそうだ。そういえば先日行ったタイのワットアルンも『暁の寺』だから、なんか聖地巡礼みたいになってしまった。この機会に読んでみようか。

朝食

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昨夜カレーをたべた「マーメイドクラブ」にも朝食メニューがあるが、朝ごはんはレストラン「タヒチ」で食べることに。

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500円の和定食。バイキングでないのは残念だけど、この値段でこのボリュームはお得だ。

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船内の椅子などは、どれもこのように固定されている。船ならではの揺れ対策。

到着

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到着が近づいてきた。中部国際空港が見えてきた。飛行機が発着陸する様子が見える。セントレアには何度か足を運んでいるが、こっち側から見るのははじめての経験だな。

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名港トリトンの下をくぐる。

橋をくぐるのも、迫力があっていい。

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いよいよ港に到着。

21時間の船旅はあっという間だった。ほとんどじっとしてなかった。もっとゆっくりのんびりするつもりだったんだけどな……。

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長い通路を歩いて、陸へと戻る。

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乗ってきた船。人がすごすのは上部3階分くらいで、大きな胴体のところは車などが載っているようだ。

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建物を出て、船旅は終了。無事名古屋まで船で帰ってこれました。

まだ朝の10時半頃。まっすぐ家に帰ると旅気分が終わってしまいそうなので、寄り道をして帰ろうと思います。