孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

紅白歌合戦2020の感想

晦日。完全にステイホームしてたので、超久しぶりに紅白をがっつり観た。7割くらいは観た。

NiziUと瑛人、YOASOBIという2020年の話題の組と、あとは東京事変星野源あたりが見てみたかった組。

YOASOBIがめちゃよかった。

角川武蔵野ミュージアムという埼玉は所沢にある施設が舞台。

本棚に囲まれた空間で、プロジェクションマッピングが壁に当てられ、七色に光る蛍光灯型ライトが床に散りばめられている。「YOASOBI」とかかれたネオン管も配置されていた。

小説をもとに楽曲を製作するYOASOBIのコンセプトを体現する舞台選びと、その空間を見事に掌握してYOASOBIカラーに染めた演出。めちゃよかった。

楽曲は原曲そのままのアレンジ。イントロが足されていたんだけど、あのイントロで、一気に紅白からYOASOBIの空気感に変わったのを感じた。空間に入っていくカメラワークもいい。

 

ほか箇条書きで感想。

とか思いつつ、結局ずっと紅白みてた。

星野源の「うちで踊ろう(大晦日)」もよかった。

「常に嘲り合うよな 僕ら」

「瞳閉じよう 耳を塞ごう」

「愛が足りない こんな馬鹿な世界になっても」

星野源「うちで踊ろう(大晦日)」より抜粋

といった、かなり強い、メッセージ性ある言葉をチョイスしていた。紅白用に用意したと思われるから尚更驚いた。

SNSで拡散されて、いろんな扱われ方をされたこの曲が、本人の手でこう形になって、一年の締めに歌唱されたということに、2020年を最も象徴するうただったと感じた。

 

紅白、正直ぜんぜん期待してなかったんだけど、終盤はさすがに迫力が感じられて、見応えがあった。

一曲歌い終えたらトークもほぼなく次の組、とめちゃめちゃテンポよかったな。もうすこし喋らせてあげてもいいのでは?と思うほど次々に進んでいった。

紅白が終わったあとの「ゆく年くる年」に切り替わる瞬間が好きなんだけど、今回はそんなに切り替わった瞬間の落差が大きくなかった気がするな。

紅組が勝利。倍くらい票差あったけど、納得だな。白組ってジャニーズとか常連ぽいひとしかいなかったもんな。

 

夜に駆ける

夜に駆ける

  • 発売日: 2019/12/15
  • メディア: MP3 ダウンロード