孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

母親のカレー


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母親のカレーを久しぶりに食べた。

 

たぶん市販のカレールーでほぼパッケージ通りにつくったものだと思うんだけど、具材とその分量のチョイスとかじゃがいもの切り方とかが、自分でつくるのとは絶妙にちがう。

「ああ、おかんのカレーだわ」

って食べると感じる。不思議。

 

離れて暮らすようになって5年くらい経つ。一緒に住んでるときは毎日顔あわせるからわからなかったけど、おかんもかなり老けた。今のところ元気そうだけど、確実におばあちゃんに近づいてきている。

 

あと何回母親のごはんを食べられるだろうか……と思ったけど、正直ひとり暮らしをはじめたときほど今はもう恋しくはなくなった。カレーくらいなら、自分でつくれるようになった。(最近つくってないけど)