孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

お芝居の稽古に参加した

ひさしぶりにお芝居の稽古に参加させてもらった。

半分以上は知らない人だったんだけど、エチュード(お題に基づいて行う5〜10分程度の即興劇)では名前も知らない人と夫婦になったり、兄弟になったりする。こういうことを日常的にやっていたときにはあまり考えなくなっていたけど、冷静に考えると非日常的すぎてすごい。初対面の、名前もまだ覚えてない人と夫婦を演じているだなんて。そしてそれが外から見たら、わりとそう見えるだろうという気もする。

 

昔、単発アルバイトでマンションの説明会のサクラをやるというのにあたったことがある。そのときに、"マンション購入を検討している夫婦"という役で、同じくバイトの人とサクラをやった。

当時自分は20代半ばくらい。さすがにマンション買う人には見えない気がした。同じくバイトで組まされてたバイトカップルを見ると、意外と他人というのはパッと見で年齢や生活がわからないものなんだな、と思った。

最近も、知り合った人が年下だと思っていたら上だったり、その逆だったりしてその度驚いている。

 

稽古場では色々おもしろいなということもあったんだけど、いちばん興味をそそられたのは、「感情を思い出す」ときに各々が自身の個人的なエピソードを思い出していて、終わったあとに口にしてくれたその内容だった。さわりしかきけなかったが、じっくり聞いたらそれだけで一つ何かつくれそう。やはりじぶんはそういうのが好きなんだな、と思った。