孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

ときどき食べたくなるペヤング超大盛やきそば

 

家に帰ると、特に何をしたわけでもないのに疲れ果てていた金曜の夜。

 

三合の白米を炊き、簡単な料理を1品はつくるのが最近の日課だったのに、今夜はそんな気力もなくベッドに倒れこんでいた。わけもなく少しイライラしているのは、ライブが迫っているからだろう。なんでかいつもそうだ。焦っているのかもしれない。

 

ストレスの発散は食べることだ。コンビニでペヤングを買う。大盛りのやつ。ときどき食べたくなる。二郎系のラーメンとか、おかわりのできる定食屋とか、そういうのがぼくは好きだ。こういうときに大事なのは味よりも、量だ。おなかをいっぱいに満たしてくれること。味はむしろ、飽きるほどに同じ味が続いてくれた方が達成感がある。ぼくは安上がりにできている。

 

ペヤングはいつも食べたときに思うけど、そんなに多くはない。それはきっとどれだけでも食べられるほど空腹のときに食べるからだろうけれど。食べ終わった今も、まだ少し小腹が空いている。寝る前にまた何かつまんでしまうだろう。

 

こんなに不摂生な食事をしているのに、体質なのか全然太らない。「今はよくっても歳をとったときに大変だよ」、とときどき言われるのだけれど、頭ではわかったって実感がないから全然からだはわかっていない。何だってそうだ。時間が経たないと本当には気づけないことがたくさんある。

 

小さな頃は、今くらいの歳になっていたら、ずいぶん大人だと思っていたけれど、実際なってみるとやはりそうでもなかった。きっとそうだろうということは、高校生になったくらいのときには気づいていた。小学生のときは中学生が、中学生のときは高校生がずいぶん大人に見えたものだった。でも実際にじぶんがなってみると全然そんなことはなくって、それは今までずっと、ぼくは小さな頃からたいして変わっていないように思う。

 

ひどいときには炊いたごはん三合を、ひとりでぺろりと平らげてしまうこともあるぼくだけれど、もうこれ以上背は伸びそうにないし、横にも全然大きくならない。精神的にも昔と全然変わっていないんじゃないかと思う。

 

ただ最近、やつれたとか老けたとか言われることが増えた気がする。実際の年齢より十うえにも見えなくもないとも言われた。何をしたわけでもないのに時間は流れているようだ。もしかしたらどこかで偏っているのかもしれない。睡眠不足というわけでもないのに、目の下の隈がひどい。

 

 

ペヤング 超大盛やきそば 237g×12個

ペヤング 超大盛やきそば 237g×12個