つい先日まで低気圧の影響か、頭痛や肩こりがひどかった。
それをすこしでも解消したいというのもあって、最近ヨガに興味をもちだしました。
興味をもちだしたきっかけはこれ。
どこかのブログで紹介されていたこれ。
「1時間の寝たまんまヨガ(ヨガニードラ)は4時間の睡眠に相当するといわれます」という煽り文に、おいおいほんとかよ、と思いながら試してみた。
騙されたつもりでやってみたんだけど、けっこう効果があった。身をもって体験して気づいたけど、きっと理にかなってるんですね。食わず嫌いせずやってみてよかった。
朝が苦手なぼくなんですが、これをやってから寝た日は不思議と目覚めがいい。それからは寝る前になるべくこれを試すようにしてます。
それから"ヨガ"というものに興味をもって、もうひとつアプリを落とした。これ
今度は体を動かしたいなと思って、これ。
運動嫌いなぼくですが、歳をとると意外と運動する機会が少なくなっていくことに気づいて、無性に「運動したい!」と思うこともしばしばある最近。一時期は走ったりもしてみたけれど、出不精なので、できれば家で完結させたい。
「ヨガ、ちょうどいいじゃん」
ってことで試してみました。
激しい運動というわけではないのに、真面目にやるとあっという間に、けっこう暑くなります。手応えを感じたぼくは、「もうちょっと勉強してみよう」ということで、本をポチっと買いました。
これ
- 作者: 綿本彰
- 出版社/メーカー: 新星出版社
- 発売日: 2003/10
- メディア: 単行本
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CDつき。
アプリやってみて気づいたけど、体を動かすと画面が見えなくなる……。ので、音声のみの案内だったこれを購入してみました。ナレーションがすごい特徴的だからちょっと面白いけど……。ときどきやってます。
さらに興味をもって、近所のヨガ教室までググってしまった。調べてみると意外とあるもので、うちのごく近所にも一つあることがわかった。
きっとヨガだけでなく色んな教室が、あちらこちらで開講されてるんですね。そう思うと今度やらせてもらう「プロに学ぶ演劇講座」も、ある意味その一つというか、こうしてヨガに興味をもったぼくみたいに、誰かが演劇に興味をもって、ふと思いたって参加を決めた……という方もきっといることでしょう。ぜひとも期待に応えたい(話がそれてしまった)。
とか考えながらヨガ教室、気になるところを見つけたので、一度体験に行ってみたいと、けっこう本気で思っている。
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素人の独学だけれど、ちょっとやってみて個人的に目からウロコだったのは、こんなにも呼吸がからだに作用しているということ。
呼吸器というのは、自律神経系と運動系の両方の作用を受けるからだの部分だそうだ。自律神経というのは自らの意思でどうこうできるものではないのだけれど、運動系の支配下でもある呼吸器をコントロールすることで自律神経にも影響することができる(ということだと解釈したのだけれど、合ってるんだろうか)。
だからたとえば、緊張しているときは勝手に呼吸が浅くなる(自律神経系)し、深呼吸してやることで(運動系)落ち着かせることができる。呼吸をコントロールすることで自律神経(→精神状態)をある程度コントロールできるようになる、ということだ(きっと)。
俳優の訓練(基礎練習)でも、呼吸はよく重要視されるのだけれど、今更ながらとても腑に落ちた。これは稽古でも活用したいなと、思わぬところで話が繋がる。
あと、ヨガは"○○のポーズ"みたいな、何かしらのポーズをとるものだと思い込んでいたけれど、もともとは瞑想らしい。なるほどやってみたときの感覚は、(素人なりでも)座禅のそれにたしかに近いものがある。やったあとはからだだけでなく、気分もかなりスッキリする。
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なんだか回し者みたいになってしまったけれど、ほんとによかったんですよ。もうちょっとちゃんとやってみたくなってます。学生じゃなくなってからはなかなかあまりまとまった機会もないけれど、全然知らないことを学ぶ・習うっていうことは、おもしろいことですね。