孤独部の日誌

名古屋とサウナとひとり旅

潮田千春展「魂がふるえる」に行ってきた〜東京ひとり旅2日目午後

浅草から移動して、六本木へ。

森美術館へ向かうのだが、その前に軽く食べておこうと店を探すも、近辺に手ごろなところが見つからない。仕方なくマックに入った。

東京に来るときは観劇が目的の場合が多くて、空き時間はたいてい美術館巡りばかりしていた。今回も美術館に足を運んだ。

森美術館で、塩田千春展。

前知識はないが、なんとなくおもしろそうだったので行ってみた。

赤い糸が張り巡らされた作品。

舞台美術っぽいなと思っていたら、舞台美術も数多く手がけていることがこのあとの展示でわかった。

血管を模したチューブの作品、

靴と赤い糸の作品、

大きなドレスの作品、などなど。

この作品、好きだった。ミニチュアの家具などが並べられている。自然光に照らされて、向こう側に東京の街並みが見えるのもいい。

しばらくじっと見てた。

こちらは黒い糸。赤い糸とは印象がガラッと変わる。遠目に見るともやがかかってるようにも見える。

なんだか怖くかんじる。

この作品、ドレスがふたつあるように見えるし実際ふたつあるのだが、間に鏡がある。だからこの写真に写っている右側は、左側を映した鏡像だ。

窓枠の作品。そういえばここでチェルフィッチュがパフォーマンスしたんじゃなかったっけ。

赤い糸で吊るされた、無数の旅行カバン。ゆらゆら揺れていて不思議な感じがした。

めっちゃある。

会場のキャプションを読んで、なるほどそういう作家さんなんだなぁと知ることができた。森美術館の展示は観やすくていい。

塩田千春展を抜けると、企画展もやっていた。そちらもみてく。

こちらの作品、今年のあいちトリエンナーレで同じ作家さんの作品をみた!

政治集会のような場所の空撮っぽい映像。無人のときと大勢人がいるときがフェードで切り替わって、なんだかエモい。

他にも会田誠が総理大臣に扮して演説する映像もあった。

別室で映像作品が順々に流れてるところもあった。その作品もぶっ飛んでておもしろかった。エロと笑いが混ざったような内容が多かった。

続いて展望室へ。

ここで気づいた。昨夜の都庁の夜景であまりピンとこなかったのは、過去に何度もここの展望室を見ているからだ。

でもまぁ昼と夜で違う顔だし、見れてよかった。

六本木から東京駅へ移動。この旅ももう終わりだ。

駅チカで崎陽軒の弁当を購入。はじめてたべるんだよね。

高速バスのりばへ向かう途中に、いい感じのベンチがあったので、たべた。

いちばんおいしかったのは唐揚げだった。

夕方の高速バスに乗って、名古屋へ出発。うとうとしてるうちにバスはどんどん名古屋へ近づいていく。

刈谷ハイウェイオアシスが最後の休憩だった。

 

というわけで、一泊二日の東京ひとり旅が終了。

ひさしぶりの東京だったけど、正直これまでに何度も足を運んだことはあるので、旅行!って感じはあんまりしなかったな。いろいろ行ったけど、ハイライトはやはりサウナ北欧。また今度来るときは、もっとサウナ巡りしたいな。

 

最近は旅行に行けてなかったけど、12月に、2度目の台湾ひとり旅を予定してる。たのしみだ。