「Xiaomi Mi スマートバンド5」を買った。
1年くらい前からスマートウォッチに若干興味を抱きつつも、"じぶんには必要ないだろう"と思い、買うのを渋ってきた。
ときどき思い出した時に、買うならどれがいいかを調べたりするうち、このXiaomi Miスマートバンド5に目星をつけた。しかし、それでも買わずにしばらく経過。
その後、日本語版が発売され、さらにしばらく経っていたが、定期的に興味がわくので、意を決して購入してみた。
結論から言うと、買ってよかった。
購入から2週間ほど経つが、毎日ほとんどつけっぱなしの状態だ。
実際に使ってみた感想をかいておこうと思う。
健康データを採れる
腕に装着するだけで、
- 心拍数
- 歩数
- ストレス指数
- 睡眠記録
- PAI(運動指数のようなもの?)
のデータが採れる。
データは、スマホに入れた「Mi Fit」のアプリに同期されて記録が残る。
そんな記録いる?とつける前は思っていたが、数値化されると振り返ることができていい。
意識的に歩くようになった
これまでもiPhoneで歩数は記録されていたんだけど、これは腕を見るたびに現在の歩数を表示してくるので、その都度「歩かなくては!」という気持ちにさせられる。
おかげで、散歩する時間が増えた。
あらかじめ設定しておくと、ある程度連続で歩いてると(4分位)自動でウォーキングのモードに切り替わり、歩数に加えて距離や消費カロリーが表示されるようにできる。手動でもできるけど、やり忘れるので自動設定が便利。
1kmごとに振動してくれるので、こまめに達成感が味わえるのも地味にうれしい。
計測してわかったのが、自分の歩くペースがだいたい、
1km=10分=100歩
だということ。
目標値を8,000歩に設定してあるので、逆算して歩く時間を決めたり、距離を測ったりすることができるようになった。
睡眠スコアがわかる
寝るときもつけっぱなしにしていると、睡眠スコアを測ることができる。
何時に寝て起きたか、また深い睡眠が何分あったか測ってくれる。意外にも、時間はかなり正確だと感じている。
入眠時間が記録されるようになり、また眠りの質も数値化され、客観的に「よく眠れているか」がわかるようになった。
どうやら自分は、深い眠りがかなり短い(1時間ほどで、平均よりかなり悪い)ということもはじめてわかった。どうにか改善したい。
サウナでも使える
公式には対応温度外ではあるけれど、サウナにつけっぱなしで入ってみたけど問題なかった。
サウナ室で時間や心拍数が測れるのは便利。
ちょうど一年ほど前に「サ道」のタナカカツキ先生の講座を聴きにいったとき、スマートウォッチで心拍数を測ってサウナに入ってると言っていた(そういえば、そもそもこの話がスマートウォッチに興味を持ったきっかけだった)。
ふだんの心拍数の倍程度になるとサ室を出るタイミングらしい。試してみると、自分の場合は倍ちょっと手前が出るタイミングのようだ。
今までは時間でしか測れなかったけど、心拍数で測るのもおもしろい。サウナのたのしみが一つ広がった。
あと、いちいち時計を探さなくても時間がわかるのもありがたいし、ストップウォッチやタイマーできっちり測ることも可能だ。
もちろん公式の対応温度外なので自己責任だが、価格も4,000円くらいだから、壊れるのも覚悟の上で利用できる値段だ。
これだけの機能がついてこの価格なのはコスパいい。
通知が地味に便利
スマホとBluetooth接続していれば、通知を受け取ることができる。
この機能は別に期待してなかったんだけど、いざ使ってみると意外と便利。
通知がくるたびにスマホをポッケから出して、ロック解除して(マスクしてると顔認証使えない)……という動作が、サッと手首を見るだけになった。
ささやかなことだけど、動作が楽になった。
朝起きやすくなった
アラーム機能を設定しておくと、振動で起こしてくれる。
これまではスマホのアラームで起きてたんだけど、枕の下に入り込んだりすると音があまり聞こえなくて寝過ごしたりすることがあった。
スマートバンドなら、どんなに寝相が悪くても手首についてるので、気づかないということがなくなった。振動だけでも意外と目覚ましとしては充分。
これ、旅行先のゲストハウスのような場所でも、音を出さずに目覚ましセットできるので便利。
まとめ
ざっと思いつくだけでもこれくらいメリットがあった。
あと、
- 電池持ちがいい
- 充電も早くて簡単
- 単純に腕時計便利
なども挙げられる。
正直なくても困ることはあまりないんだけど、あると何かと便利なアイテムである。ほとんど24時間つけっぱなしにしてる。
今年買ってよかったもの上位になりそう。
価格も安いし、気になる方は一度試してみるのをおすすめします。